2018年9月11日(火)


10:30 宮崎さんの山荘前にて

左から 隆平さん・森さん・宮崎さん・國ちゃん・征子さん・私・水野さん・はつこさん

私はひどい二日酔いで皆さまにご迷惑をかけてしまいました。反省!反省‼ 皆さまごめんなさい<(_ _)>
この後の折角の竹田各所の見学もほとんど見られず、車の中でのびておりました(;O;)


9月10日 大分合同新聞夕刊

11:00 キリシタン洞窟礼拝堂

尾登さんのご案内で、
竹田市役所や豊後竹田駅を回って…


洞窟礼拝堂

 表向きには、竹田でもキリシタン弾圧が行われていたはずなのですが、実は禁教令から5年後の元和3(1617)年に外国人宣教師が書いた手紙が発見されて、そこには“竹田地方では宣教師たちが洞窟に隠れながら布教活動を続けていた”と記されていました。山中の洞窟を転々としながら布教活動を行う様子が綴られていました。実際に、竹田市内には各所で人工的に作られた洞窟が見つかっています。その代表的な洞窟がここ、武家屋敷通りの裏山に残されていた『キリシタン洞窟礼拝堂』です。 
(ネット検索にて)

 
祭壇

中央部分が高くなったドーム型天井は大聖堂の様式を再現。正面の祭壇には外国語の文字が浮き彫りになっていましたが、禁教令後に削り取られたと伝えられています


県指定史跡の看板



広瀬神社

日露戦争の旅順戦で戦死した軍人広瀬武夫を顕彰するために昭和10(1935)年に広瀬神社が建立されました。広瀬武夫命を主祭神とし、旧直入郡(現在はほぼ全域が竹田市内)内の戦歿者の霊1400余柱を合祀しています。境内には記念館があり遺品などを展示しています。


白水ダム

竹田市の大野川上流にある重力式コンクリート造及び石造の堰堤。
平成11(1999)年5月13日に白水溜池堰堤水利施設として国の重要文化財に指定されています。通称、白水ダム。
ただし、日本の河川法では、堤高が15m以上のものをダムとしているため、堤高が13.9mの白水溜池堰堤は正式にはダムではありません。


圧巻の白水ダム


水流の模様が美しい



見学される皆さまの遠景



ダム全貌

竹田市の公共トイレは、すごく綺麗です
二日酔いの私は何度もお世話になりました(;´Д`)

ハンミョウ

フギョギョ‼なんだこのカラフルさは!


彼岸花の群生

円形分水

昭和9(1934)年完成、円形分水は十二号分水とも呼ばれています。円形分水のできる昭和初期までは、三線の幹線水路に導入される水の分配で互いに反目し合い組合員が騒動を起こし、連日のように水争いが繰り返されました。この為、円形分水が施行され、適正な分配ができるようになりました。円形分水は知恵の結晶ともいえます。


〈水は農家の魂なり〉

12ヵ所の窓があることから十二号分水とも言われているそうです。 それにしても昔の人の知恵はすごいなぁ。


「水魂」と書かれた石碑

須賀勘助の顕彰碑
 この円形分水(音無井路)には悲しい歴史があります。
元禄6年(1693)に、岡藩の家臣であった須賀勘助が、この南部地域一帯の水利開発を計画しました。 そして、この水路開削工事は 難航をきわめ、幾多の障害を克服して、1715年になんとか九重野上西まで通水がしました。しかし、この地区を襲った暴風雨で水路の主要な部分はほとんどが損壊したそうです。その後、岡藩や在郷の庄屋が幾度か復旧の計画を練りましたが実現せず、それから約200年経った明治17年(1884)になんとか工事着工にこぎつけました。そして明治25年に現在の位置まで通水するに至りました。


見学する皆さま



二日酔いの私

征子さんに支えられて…お恥ずかしい。。。

12:30 白水の滝にて

滝の入り口に茶店があり、
その前に水飲み場がありました。こんこんと湧き出る名水をペットボトルにいただいて…



竹田市荻町陽目から熊本県阿蘇郡高森町にわたる場所にある滝で、国の登録記念物に登録されています。名前の由来に「幾筋もの糸のような滝となって流れ落ちて、その滝水が白く見えることから」と「99本の滝筋があり、100に1つ足りなかったので、百から一の横棒を抜いて白水の滝とした」との二つの説があります。かつて岡藩藩主の中川氏が、この滝を眺めるための御茶屋が設け、多くの文化人が詩を詠み、讃えたと言われる名瀑です。


遊歩道の案内板



滝へと続く道

行く筋も湧き出て落ちる滝





名水のマイナスイオンと秋の風

滝をバックに



13:30 茶屋にてランチ



ここのだんご汁のお味は?


 
尾登さんがお作り下さった「ナイロンザイル事件の真相を聴く会」のチラシ



16:00 ホテルクドウ着



玄関を入った所に貼られた案内

日本山岳会東九州支部支部長、加藤英彦さま(左)

チェックインしていると、加藤さまが来てくださいました。お初にお目にかかります。


18:00 「ナイロンザイル事件の真相を聴く会」開会

司会の加藤さまのご挨拶

参加者28名の皆さま

テ-ブルには私たちがお配りした冊子とお土産の
「おろしや国粋夢譚」のお菓子が置かれています


真剣に聴かれる皆さま

この会が開かれた経緯など軽快なお話が続きます

私たち仲間のご紹介



参加者の皆さまの中には宮崎さんのお顔も見えます

ナイロンザイル事件の顛末をお話になる國ちゃん



質疑応答







ご質問に答える水野さん

つっこんだ質問が多数されて、内容に応じて応答者を変えてお話しました。 さすがに水野さんは当初から「伝える会」を支え続けてくださっている方だけあって、お答えも的確です。

東九州支部副支部長 安東桂三氏

安東氏は日本山岳ガイド協会、全九州アルパインガイドクラブ副会長もしていらっしゃり、認定の山岳ガイドです。ナイロンザイルは今でも10年に1度位は切れており、ナイロンザイルの岩角欠陥を言い続けなければならないと、声を大にして話されました。私たちが言い続けてきたことが無駄ではなかったと判り本当に嬉しく思いました。








資料(『岳人』)まで持ち込みでご質問される方



懇親会

ホテルクドウ「藤の間」で20名の方々が揃われました


まずは乾杯!



宮崎さんと水野さんは隣のお席でした



安東さんとご挨拶

「屏風岩登攀記」の初版本にサイン

安東さんが持参された本にサインを頼まれました。字がへたなので大変です。征子さんはお習字の大家「代わりに書いて」と私。そういう訳にもいかないかぁ…


安東さんと私



支部長の加藤さんからいただいた本

私たち全員に1冊ずついただきました
とても感謝です!


その本にサインをいただいて…

暖かいお言葉に感激‼

サインをなさる加藤支部長



参加者一人一人の自己紹介

竹田市議会議員の山村英治さま

尾登憲治さん

今夜は車で放映機器を運ばなければならないとのことで、お酒はナシです。お可哀想(+o+)


弁護士の岡村正淳さま



東九州支部の土屋多喜子さま

短歌をご披露くださいました


加藤支部長さま

本当に軽快な語りです


國ちゃんも自己紹介
 
幾つになってもお美しい征子さん


 
歓談
 
話に花が咲き


 
そろそろ閉幕です

左は宮崎さんのお兄さまの照邦さまです

 
21:30 揃って記念撮影

東九州支部の皆さま、大分大学山岳部OBの皆さま、その他ご参加くださった皆々様
楽しい会をありがとうございました
  

 水野さんのメモです。ご覧ください。 
                         

大分「ナイロンザイル事件の真相を聴く会」➀懇談会②懇親会参加メモ(敬称略)

● 日時:2018911日(火)➀1730分~1930分、②1940分~2140
● 会場:➀ホテルクドウ大分2階「竹」(大分市金池町1-11-6)、②同「藤」
● 参加者:➀35名、②20名、内訳:「伝える会」➀②共7名(顧問石原國利・征子・岩稜会森泰三・代表石岡あづみ・統括水野高司・小川隆平・はつこ)、「聴く会」➀②共13名(JAC東九州支部長加藤英彦・同副支部長安東桂三・同土屋多喜子・旧大分登高会高瀬正人・同狭間渉・大分大学山岳部OB会山崎慎一・同宮崎照邦・同宮崎正・同渕上正徳・映像工房K代表尾登憲治・大分共同法律事務所弁護士岡村正淳・永岡法義・稲葉靖邦)、同➀のみ15名(芳名略:JAC東九州支部5名・四極会2名・旧大分登高会3名・他5名)
● 目的:
     尾登憲治制作短編映画〈『氷壁』を超えた男〉鑑賞後、自己紹介を通じて「会」の活動内容と「ナイロンザイル事件」の真相を説明し、参加者の質問に応えると共に、名誉会員問題について冊子を配布して協力を求めること。
     懇親会参加者と個人的な交流を深め、「会」の活動を理解してもらい、できれば支援を得ること。
● 結果:
     「ナイロンザイル事件」については石原顧問の生の声による説明もあり、かなりご理解を得られたが、名誉会員問題については、今後さらにご理解を得る努力が必要である。ナイロンザイルの岩角欠陥についてはその危険性の理解度に個人差が感じられた(ザイル安全基準制定後、ナイロンザイル切断による犠牲者は10年に1名くらいいるとのご指摘有り)。また、制動確保に関しその有用性は認識するも、確保器の利用経験を有するクライマーは皆無であった。
     懇親会で個人的に歓談させていただくと、概ね「伝える会」の活動に対しては好意的に評価いただき、名誉会員問題に対しても支援を惜しまないとの力強いご声援をいただけた。
                                   以上(2018.09.15 文責:水野高司)
 
   
下の写真をクリックしてください
9月12日にご案内いたします


太宰府天満宮にて