上高地インフォメ-ションセンタ-での展示の模様

2014年6月20日~8月31日


さあ!とうとう幕開けです。
6月19日にプレ開催を済ませた「石岡繁雄の志を伝える会」のメンバ-は
相田さん一人を置いて、帰らせていただきました。
20日のオ-プンの大役は相田さんに押し付けて。。。




上高地インフォメ-ションセンタ-

 
6月の展示の模様

当初、滞在する予定ではなかったのですが、自然公園財団の所長さんからのご要望で会場に詰めることになり
急遽、皆様とご相談して、ご都合の良いところで入っていただき
その後、私が出来る限り入って、残りの部分を相田さんが埋めてくださいました。
21日~25日の間がどうしても埋められず
次は26日から29日まで相田さんが詰めてくださることになりました。

6月20日 

毎日新聞長野版に掲載
6月21日 

朝日新聞長野版に掲載

 
 6月28日

 信濃毎日新聞に掲載

初めての展示解説員で上高地入り

小学校時代の親友二人が展示を見たいと言うので
名古屋から一緒に着きました。





展示室のビデオを見る親友のま~ちゃん


この日は相田さんと共に西糸屋山荘で宿泊
 6月29日

相田さんに会場をお願いして
明神池に散策に出かけました。
右より ま~ちゃん・すえちゃん・私


今年はお猿が多くて
特にこの時期は、赤ちゃん連れのお猿をよく見かけました。


すえちゃんは名カメラマン
この写真も彼女が撮ったものです。
彼女たちは15:00発のバスで帰りました。

15:30のバスで相田さんも帰られ
とうとう一人で解説員です。
6月30日 
 
岩稜会の澤田さんが主幹の「自然ふれあい舎」の方々と
いらっしゃり、昨夜はご一緒に活動ステ-ションに
宿泊して、この日ミニ講演をなさいました。

朝から、澤田さんと共に講演会の準備で
椅子と机を並べました。
 

出来上がったミニ会場

 



9:30頃より会場に「自然ふれあい舎」の方々13名が
集まって来られました。
なかには石原國利ご夫妻もいらっしゃいます。


 
10:00
澤田さんの講演が始まりました。
ナイロンザイル事件について初めて語られました。
その後、上高地美化活動を開始したころのお話や
梓川の治水工事のお話をされ
とても貴重で素晴らしい講演で、
私たちだけでお聞きするのはもったいないと思いました。

上の写真をクリックしてください。
小さな画面ですが、講演がお聞きいただけます。
講演時間は1時間57分です。

 

講演をお聞きになる方々


二列目左端は石原國利さん
 
西糸屋山荘に宿泊した時
電線を伝ってお猿が侵入してきました。
バルコニ-の手すりを子連れのお猿が横切ったり…

写真は電線にぶら下がるお猿

7月の展示の模様

解説員の滞在表

7月  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
氏名
相田武男
石岡あづみ
水野高司
菅沼敏雄
森川文夫

7月1日 
 
中日新聞松本版に掲載


 7月3日
 
市民タイムス新聞に掲載

水野さんがバスセンタ-横にある
「山に祈る」の塔(遭難者慰霊碑)を見学されました。

近くに居ながら、知らずにいた私です。


解説員をされる水野さん

お一人なのにどうやって写されたのかな?!

インフォメ-ションセンタ-に通う道すがら
水野さんがお猿の親子を撮影

今年のお猿は本当に物おじせず平気で通り過ぎて行きます。
可愛い赤ちゃんを背負った姿には癒されますが
上高地にとってはいい迷惑!
「猿の追い払い運動」をされています。 
 
胡蝶蘭が届く
7月4日 
6月28日に来館された「氷壁の宿 徳澤園」の社長上条さんから、「あづみさんにお渡しください」と、金10万円入りの「御礼」と書かれた封筒を受け取りました。金額が大きくて有難いやらビックリするやら…もちろん直ぐにお礼のお電話をかけました。上条さんは「展示の件がもっと早く判っていたら、きちんと協賛させていただけたのですが残念です。少しでも足しになればと思って」とのことでした。展示の費用が嵩んだため、本当に有難く頂戴いたしました。何かお礼をと思って考えましたが、物を送るよりは展示会場に、鉢植えを飾らせていただいた方が良いと思い、左の胡蝶蘭を注文いたしました。その鉢植えが7月3日に届き、水野さんが開封してくださいました。6月31日に帰った私は、徳澤園さんと氷壁の関係を記したパネルを作成して、4日に持参して、水野さんと一緒に展示致しました。

展示された鉢植えとパネル

パネルに使用した徳澤園の写真


上の写真をクリックしてください。
パネルがご覧いただけます。
7月20日

6月末に結婚したばかりの息子たちを伴い
上高地入り

左より 長男鍛生・お嫁さんの美緒ちゃん・
美緒ちゃんの母上

結婚報告にケルンに赴く
その晩は徳澤園泊
7月21日 

17日にNITEの菊池氏より
NITEの変更ポスタ-が3枚届き、菅沼さんが
受け取って置いてくださいましたので
そのポスタ-を貼りました。

最初にあったNITEパネル

張り替えたNITEパネルは
右の2枚は元あったパネルの上に貼り
左の1枚はパネルにはできず
そのまま貼りました。

張り替えられたパネル

飛んでいる日付の内にあった主な出来事



10日:展示解説員の仕事を一日繰り上げて、鈴鹿に戻りました。
台風8号で南木曽町が災害に遭い、来た時の19号線が寸断されて
相田さんや水野さんをはじめ上高地自然公園財団の方々も心配してくださり、帰宅日を早めました。
帰りは高山廻りで帰りましたが、飛騨清美からひるがののあいだが豪雨で前が見えず、
前を走る車のテ-ルランプを頼りにフロントガラスに顔を擦り付けるようにハンドルを握って
冷や汗たらたらでした。



13日:菊池氏ご夫婦来館



18日:岳都・松本「山岳フォ-ラム」実行委員会福田氏来館。
展示をさせて欲しい旨。石岡が居る時に再度来館されるとのこと。



22日:会場の解説員机後ろの窓に羽アリが大量発生して、窓ガラスが黒く見えるほどになる。
公園財団の方とご相談の上、日々駆除作業をする。この作業は8月23日まで続く。
相田さん曰く「佃煮に出来るほど取れて」|д゚)



23日:宿泊施設の上高地公園活動ステ-ションで、ステ-ションで働くレオちゃんと、
インフォメ-ションセンタ-で働く森ちゃんと共に「女子会」をする。その楽しかったこと!

左が森ちゃん・右がレオちゃん



25日:「山岳フォ-ラム」の実行委員の方が4名来館され、正式に展示の依頼を受ける。
展示は来年度11月の予定。

同日、インフォメ-ションセンタ-でヤマネの赤ちゃんが保護されて見せていただく。
その愛らしいこと!森の妖精と言われるだけのことはある。
居ることは判っていても、実物を見られることはまずない、と説明を受ける。

  



30日:CBCラジオの森デレクタ-と太田氏来館。相田さんが取材を受ける。


8月の展示の模様

解説員滞在表

8月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
相田武男
石岡あづみ
水野高司
菅沼敏雄
森川文夫
立岡恭一
8月7日

今日は久しぶりに晴れたので写真を撮る

活動ステ-ションからインフォメ-ションセンタ-への
私が好きな白樺の道

インフォメ-ションセンタ-前の広場


インフォメ-ションセンタ-の河童橋側

展示を見てくださる方と
ビデオ観覧の方々
8月15日~17日
立岡さんご夫婦が私と共に解説員として滞在

お盆の時期に入って超満員のバスステ-ション


展示会場の解説員の机にて

連日の雨の中、展示は大盛況
この間の最高参観人数日は16日で374名でした。

水野さんと立岡さんが「伝える会」のカメラマンなので
立岡さんがみえてからの写真は沢山あります。

15日の展示終了後、河童橋にて

上高地公園活動ステ-ションの玄関

このステ-ションは、パ-クボランティアの方が
利用されたり、環境省などの会議や研修に使われます。
もちろん一般の方の受け入れもされていますが
数は少ないようです。
私たちはこの施設を特別価格で利用させていただき
本当に助かりました。

ハンズオン資料を見られる方々


立岡さんの奥様あけみさんも大活躍
今では「伝える会」の一員です。

持参してきた、59年前のナイロンザイルと岩角の模型

一人の時はしまってあり、必要に応じてお見せしました。
 

長い間ここに座っていたけれど
撮っていただいた写真はこの1枚だけ
8月17日~19日
小川ご夫妻と共に

小川ご夫婦、河童橋にて

お二人とも小学校の教員をされていて
とても仲の良いご夫婦です。
私が解説員の時に上高地に入りたいとおっしゃって
ご一緒にインフォメ-ションセンタ-で2泊いたしました。
とても楽しいひと時でした。

私はお二人のことを「夫とキュウリさんです」と
ご紹介していました。
その意味は…「市民文化」をお読みください!

小川はつこさんとの出会いは極めて異例のことでした。
小川さんは父のファンで、下の鈴鹿市文芸賞に応募するために
「石岡繁雄を思う」と言う題のエッセイをお書きになり
私に添削を頼まれたのです。
その後、鈴鹿市の文芸賞にお出しになり
見事!優秀賞に輝きました。

上の表紙をクリックしてください。
全文をお読みいただけます。

8月26日 
 
日経新聞朝刊1面に掲載
 
この記事の掲載はCBCラジオの太田さんからのメ-ルで知りました。
慌てて買いに走って読みました。
これまで載せていただいたことのない日経新聞に出たことは
本当に快挙!でした。
8月27日~30日

27日
相田さんと最後の交代の日

私が行って見ると相田さんが熱心に解説をしてみえました。


28日
そろそろ展示も終わりなので
インフォメ-ションセンタ-の方々の写真を撮りました

左から 千夏ちゃん・上高地公園活動ステ-ション館長で
自然公園財団上高地支部副支部長、超多忙な若林さん・
森ちゃん

29日
インフォメ-ションセンタ-2階から見た風景
1階部分

長い間この風景を見て来たので
記念に撮っておかなくっちゃ!


バスタ-ミナル方面


河童橋へ続く道方面

インフォメ-ションセンタ-の若いスタッフ勢ぞろい

左より 櫻井主任・千夏ちゃん・由香里ちゃん・
森ちゃん
8月31日
とうとう最終日!

お昼頃から「伝える会」のメンバ-が
集まって来ました。

解説員席で最後の仕事をされる
左、森川さんと、右、水野さん
 

13:30

ハプニングが起きました!
遭難があり、事情聴取のために解説員控室を使いたいと
ご連絡が入りました。

激しい雨が降る中を来られた関係者の皆様はずぶ濡れ。
展示物が濡れるのを
ハラハラしながら見ていた私でした。
「お願いですから濡らさないでください」と警察官に懇願!
 

何も聞いていなかったため
最初は数人かと思いましたが何と13名もの方々と
警官7名が来られて、控室では収まらず
会場は閉鎖状態!

後で聞いた話では、奥穂高から前穂高へ縦走中の
団体ツア-で、釣り尾根で100m滑落した62歳の女性が
亡くなられたとのことでした。
事情聴取は、事故のあった時に身に付けていた物を
全て着用しての体重測定と、前・両横からの写真撮影。
約2時間に渡り重苦しい雰囲気の中
取り調べが行われました。
遭難防止に奔走した父の展示最終日に、なんてこと!!!
 
最後に自然公園財団の所長さんがもう一度来られて
相田さんが詳しく説明されました。
 
徳澤園の鉢植えも無残な姿になったけど
なんとか持ちました。

16:30
閉会と共に、皆様と記念撮影

左から 立岡あけみさん・立岡さん・森川さん・相田さん・私・水野さん 

活動ステ-ションで内々の打ち上げです

館長の若林さんとレオちゃんも一緒に 
 
いつも豪華なステ-ションの夕食

体に良い物ばかりが並びます。
料理長は若林さん。
 


レオちゃんからお酒をつがれてご満悦の相田さん

いかにも飲めそうなお顔だけど、
「伝える会」で唯一ゲコなんですよねぇ。。。
 
お世話になったレオちゃんには
『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』の本を
皆様のサイン入りで贈りました。
9月1日
展示品の撤収日 

心配された天気は快晴!
朝の光に包まれる活動ステ-ションです。
 

穂高の峰々は秋の気配が深まりつつ

 

8:00~11:30
展示撤収の模様
 
 
11:30~14:30
撤収終了まで

18:00~24:00
お待ちかねの打ち上げです
 
 9月2日
 
快晴の穂高連峰

昨日は夕立があり、車への荷物搬入をあきらめましたが
晴れて良かった!
 
軽トラックにボ-ドを積み込む
 

大きくて運びにくいボ-ド

今日は上高地の防災訓練で
出かけられる間際の若林さんと
 

インフォメ-ションセンタ-の受付で記念撮影

カウンタ-の中でおどけているのは
森ちゃんと千夏ちゃんです。 

焼岳の頭をバックに
 

お世話になった河童焼のお店

松本市が経営するお店で
コ-ヒ-と河童焼ミックスが「伝える会」のおやつメニュ- 
 


全て終わりました。
上高地ともお別れ。。。
 
お蕎麦ランチ

皆様と美味しいお蕎麦に舌鼓

西と東に分かれて帰路に着く
 

-「中部山岳国立公園指定80周年記念企画展 『氷壁』を越えて ナイロンザイル事件の真実と石岡繁雄の生涯」を終えて-

 名古屋大学博物館での展示では、ポスタ-やチラシを沢山配っていただいたので、来て下さる方は父の展示を見るためにお越しくださった方々がほとんどでした。今回の展示は、上高地の観光のために来られた方や、穂高方面への登山が目的で来られている方々ばかりでした。その違いに最初はとても戸惑いました。
ナイロンザイル事件も『氷壁』も石岡繁雄も全く知らない若い方が、なんとなく入って来られて、「こんな事件があったことを知らずにいました。石岡さんてすごい人ですね。ビックリしました。」などと言って帰られる方もいらっしゃいました。昔、井上靖氏の『氷壁』を読んで、「氷壁を越えて…」の看板を見て上がって来られる方もいらっしゃいました。その方々は真剣にご覧くださり、「『氷壁』の陰にこんな実話があったことは知りませんでした。勉強になりました。」と言ってくださいました。そのような時は本当に嬉しく思いました。ただ、そうい方々は少なくて、一目見て「なぁ~んだ。つまらない」と、つぶやかれたり、入口で回れ右して帰られると、本当にガッカリしてしまう私でした。
しかし、ナイロンザイル事件勃発の場所と言うことで、今回の展示の意義は大きかったと思います。

 場所が上高地インフォメ-ションセンタ-で、上高地の起点となる所だったため、雨の日は沢山の方々が立ち寄ってくださいましたが、晴れの日の午前中は特に来館者が少なく2~3名という時も少なくありませんでした。7月から8月にかけての上高地は雨の日が多く、観光客の皆様や登山者の方々には申し訳ない話ですが、来館者数はとても多くて、解説員の調べでは7000人でした。ご記帳いただいた方は243名でした。皆様!本当にありがとうございました。

 上高地での展示の反省点は多々あります。今後のために箇条書きにいたします。
1.準備期間が足りなかった。自然公園財団や環境省の協賛を得るためには、来年度の予算計上をする前までには話を決めてしまわなければならない。それからゆっくりと準備を始めるようにする。
2.展示ケ-スを用意していただく。
3.パ-テ-ションの位置は、判りやすく複雑にならないように置く。
4.キャプションの字は大きく見やすくする。
5.情報・宣伝(ポスタ-・チラシなど)を少なくとも2ヶ月前には行う。
6.バスタ-ミナルに展示開催の案内看板を設ける。(来館者よりの要望あり)
7.展示会場に「ここは休憩所ではありません。飲食は禁止です」の貼り紙を最初から貼る。
8.ビデオの放映は、モニタ-を持ち込まず、出来れば1階の休憩所のテレビで流していただくようにしたい。(会場に置くと展示の流れが途切れてしまう。1階の休憩所のテレビの前に2階で展示をしていることを明記すれば見てくださる方も増えると思われる)
9.日々の解説員は置かず、期間中に日と時間を決めて、例えば土・日・祝日の午前・午後の2回、30分~1時間で解説をする。(帰りのバスの時間を考慮に入れて時間を組むこと)その日付と時間をポスタ-などに入れて置く。
10.展示期間中に講演会ができると良い。

 最後に、自然公園財団上高地支部の皆様、環境省上高地自然保護官の皆様に、お世話になったことを感謝して、幕を閉じたいと思います。
 良い体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。今後また展示の機会があれば、お声をかけていただきたいと思います。
                                 2014年10月8日 石岡 あづみ記


上高地での展示の記録をまとめました。
以下のアイコンをクリックしてください。
表をご覧いただけます。




新着情報のペ-ジに戻るにはこの文字列をクリックしてください