2015年10月10日・11日 鈴鹿高専祭展示 「氷壁を越えて ナイロンザイル事件と 元鈴鹿高専教授石岡繁雄の世界」 鈴鹿高専1Eクラスにて <展示までの足跡> 2015年1月~9月 |
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8月23日 石岡高所安全研究所工作室にて 右より水野さん・前田さん・森川さん・立岡さん |
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-ことのはじまり- 新年を迎えた1月7日、鈴鹿高専第一期生で高専ワンダ-フォ-ゲル部を創設されて、現在同窓会会長の小手川様からメ-ルをいただき、鈴鹿高専に新設されたイノベ-ション交流プラザ1階にあるギャラリ-で、鈴鹿高専が父の常設展示をしたいという計画がある旨ご連絡をいただきました。新年早々有難いお申し出で、「石岡繁雄の志を伝える会」のメンバ-は大喜びでした。 その常設展の展示場所見学と打合せのために、1月30日に鈴鹿高専にお伺いすることになりました。その内容に付いては、以下に「伝える会」の水野さんがまとめて下さったメモを転記します。 |
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鈴鹿高専-「石岡繁雄の志を伝える会」打合せメモ 打合せ日時:2015年1月30日 ①13:00-13:45 ②13:50-14:20 打合せ場所:①鈴鹿高専校長室 ②1Fイノベーション交流プラザギャラリー 出席者(敬称略): 1) 鈴鹿高専: ① 新田保次校長・江崎尚和教授(校長補佐)・奥貞二教授(非常勤)・小手川智同窓会長 ② 江崎教授・奥教授・小手川会長 2) 石岡繁雄の志を伝える会:石岡あづみ(会代表)・水野高司・菅沼敏雄・森川文夫・前田幸雄・立岡恭一 打合せの目的: 1) 石岡繁雄先生の志を伝えるため、鈴鹿高専での展示の可能性について協議すること 2)「志を伝える会」が作成した別紙1月30日付「展示打合せレジュメ」について協議・確認すること 打合せ結果: 1) 新田校長より、奥教授より本校の教職員に石岡繁雄先生という偉人がいらっしゃったが、今では知る人も少なくなり、改めて学生に石岡繁雄先生の威徳を学んでもらえるような展示ができればと具申があり、「志を伝える会」の皆さんからお話をお聞きすることとした。 2) この展示は「志を伝える会」の目的とも合致することを確認し合い、石岡より、最近の名大博物館での個人展(2013年11月~14年1月開催)と上高地インフォメーションセンターでの企画展(2014年6月~8月開催)及び松本市の山岳フォーラム(2015年11月の2日間開催予定)の概要について説明した。 3) 合わせて、信濃大町市の山岳博物館や沼津市の井上靖文学館内のナイロンザイル事件や『氷壁』関連の常設展示、及びナイロンザイル事件の概要と作家井上靖が『氷壁』を執筆することになったいきさつを説明した。 4) 鈴鹿高専としては別紙の「展示打合せレジュメ」については内容を十分読んでいないため、今後校内にプロジェクトチームを発足させて検討を開始することとし、担当には江崎教授と奥教授が就かれる予定である。 5) 展示場所は、本校創立50周年記念事業で旧第3青峰寮を改装して昨年開設したイノベーション交流プラザのギャラリーに常設したい。また「志を伝える会」提案の特設展示については、10月に開催される「高専祭」の期間中に2日間程度であれば教室を開放して展示会を検討してもよい。 6) 今後の予定としては、3月に江崎・奥両教授が石岡家を訪問し、石岡高所安全研究所と本宅に残された遺品や資料を見学し、PCのハードディスク内の名大博物館への寄贈品や大学文書資料室への寄託品のスキャン資料やリストを閲覧していただき、展示品の選定の参考にしていただくこととした。 7)「志を伝える会」から鈴鹿高専への依頼事項は次の通り; |
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常設展会場となるイノベ-ション交流プラザギャラリ-見学 イノベ-ション交流プラザは、元学生寮だった建物を改修工事して2014年6月にオ-プンしました。 以下は、父の常設展示場となるギャラリ-の写真です。 |
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第1室には、歴代校長の写真が並んでいます |
父が教鞭をとった時代の校長先生 |
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鈴鹿高専創立以来の学生さんたちの写真 |
表彰状なども展示されています |
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楽しそうな学生さんたちの生き生きとした姿 |
校旗の置かれている後の壁辺り、 畳2畳分くらいが父の展示場所になります |
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3月13日 13:00-17:00 鈴鹿高専江崎教授、奥教授来訪、石岡宅にて打合せ、見学 常設展示の準備作業や開始時期について、また個人展の可能性について話し合いがもたれ、 石岡家に残された遺品や研究所の見学をされました。 |
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母屋座敷にて話し合い 正面左 江崎教授と奥教授 |
遺された遺品のご説明をする |
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母屋二階に収納された物理等の 本棚をお見せする |
研究所工作室にて |
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3月16日 9:30-10:45 常設展は、全て高専側で用意してくださるとのことで、「石岡繁雄の志を伝える会」は、それに使用する資料デ-タの提供と監修をすると言う事になり、この日、江崎先生にお会いして、常設展に使用される父の鈴鹿高専関係の資料デ-タを手渡しで提供しました。 その後、イノベ-ション交流プラザ内の案内をしてくださり、父が実験を行っていた校舎も見せていただきました。 |
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個人展の話が進まず、用意が間に合うのか気になりながら6月を迎えてしまいました。 「伝える会」会員の中から、高専祭の2日間のために、展示の準備をするのはもったいないので、せめて1ヶ月くらい展示が出来る場所を提供していただけないかと言う意見が強くでました。また、高専祭で展示をするとして、狭い教室の中でどのような展示が出来るのかと言う意見も出されたので、江崎先生にお電話でご相談しました。 候補として、イノベ-ション交流プラザ、現在物置場となっている図書館にある元学生課事務室が上がったので、急遽見学させていただきました。 |
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6月2日 16:15-18:00 展示候補場所の見学 個人展の担当をしてくださる近藤先生にご案内していただき、水野さんと二人で見学させていただきました。 |
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イノベ-ション交流プラザ多目的学習室 |
近藤先生と打合せをする私 |
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6月3日 江崎先生とお電話で昨日の結果も踏まえてお話させていただきました。 「伝える会としては高専祭を挟んで、場所の広いイノベ-ション交流プラザで1ヶ月ほど展示をさせていただきたい」とお願いしましたが「イノベ-ション交流プラザは、その頃重機が入って部屋の備品の搬入を考えています。それに、一般の方には1日8030円前後の使用料をいただいていますので、実際に使用するのは無理だと思います。高専祭の時にやれる範囲でやっていただきたい」とのことでした。 |
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6月5日 16:30- 「伝える会」唯一の鈴鹿高専OBの立岡さん(横浜在住)が法事のため帰郷なさると言うので、この日再度高専祭に使用される教室の下見をさせていただき、高専祭での展示が可能かどうか考えることになりました。 |
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この日、近藤先生はご都合が付かず、学生課の方にお付き合いいただいて、展示会場となる教室の寸法を測らせて頂きました。 教室は、ほとんどの場所がガムテ-プ・両面接着テ-プ・画鋲などの使用が禁止で、パネルを貼るパ-テ-ションもなく、本当に展示ができるのかが危ぶまれます。 この日、参加してくださった水野さん・立岡さんと3人で途方にくれました。 |
サイズを測る立岡さんと私 |
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6月9日 母屋の襖を取って、ボ-ドの上にパネルを並べて、教室での展示が可能か考えました。 |
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6月13日-15日 慣例のケルン墓参 「伝える会」のメンバ-が集まったので、高専祭展示をやるべきかどうかを話し合いました。 とにかく何もない所へ2m×1m20cmのパネルを貼ったボ-ドを固定しようと言うのですから大変です。ボ-ドを吊るすための下地から作らねばならず、水野さんとご一緒に頭をしぼって考えて、黒板側・窓側・後側・廊下側に作製する下地のラフな図面を作りました。それを皆様に見ていただいて、展示が可能かどうか、大変な作業量になるがご協力がいただけるかを問いました。そして、皆様の総意を得て鈴鹿高専祭展示はGOサイン!やるからには恥ずかしくない展示にしようと言う事になり、役割分担をしました。 水野さん:展示下地等と会全体のスケジュ-ル調整等運営 菅沼さん:情報公開 森川さん:ポスタ-の印刷 前田さん:ナイロンザイル実験装置の製作 立岡さん:立て看板作製と鈴鹿高専関係展示 あづみ: 展示関係の下準備とキャプションパネル等の作成、展示総括 |
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6月18日 14:15-18:00 水野さんと鈴鹿高専に出かけて、近藤先生に正式に高専祭での展示をやらせていただく旨をお伝えして、打合せをしてから、下地を組むための細部の寸法を測らせていただきました。 |
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各教室ではDVDを写すための装置が置かれているので、使用するつもりでしたが、黒板側の展示が出来なくなるので使用は止めることにしました。 |
6月20日 水野さんが黒板側 治具の試作品をお作り下さいました。 |
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7月8日 水野さんとボ-ドを持って鈴鹿高専に行き、治具のテストや窓側へのボ-ド取付に不備はないか実験に行きました。 |
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黒板治具取付テストとボ-ド位置 |
窓側へのボ-ド取付テスト |
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7月18日~20日 作業合宿 参加者:水野さん・前田さん・立岡さんご夫婦・あづみ |
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立岡さんの奥様あけみさんは、キャプションを作り直すために文字入力をせっせとやってくださいました。一字の入力ミスもなく脱帽! |
名大で作製された自然石を使用しての、鋭角と面取りを施した角でのロ-プの切れ方を確かめる実験装置を改造して、ザイルの実験装置ができないか検討しました。 |
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名大の装置では無理と言うことが判り、新たに実験装置を作製することになり、各種の角でナイロンロ-プを切断するテストを行いました。下はハサミを利用して、2Lのペットボトルを錘としてテストをするところ。 |
鋸の刃の背側(鈍角)でのテスト |
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実験をされる前田さん |
研究所の工作室には、現在も父の遺した様々な工具や資材があります。その中に水野さんがステンレスの角材を発見され、それを研磨して使用することになりました。 「まるで、先生が用意してくださったように思いました」と水野さん。 ステンレスの角材とナイロンロ-プ |
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鈴鹿高専コ-ナ-の展示ボ-ドの作成 父が退官の前年に行った高専祭の個人展で作成した手書きの展示物を、名大文書資料室から貸出を受けてボ-ドに置き、その周りを鈴鹿高専での思い出の数々の写真で埋めました。これらの写真にはコメントを入れて焼増しし、立岡さんご夫婦と共に丸2日間かけて貼付け作成しました。 |
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7月26日 9:00-18:00 水野さん・前田さんと作業 |
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上高地展示で使用したボ-ドを横方向で使用するために、補強用の板と、吊り具を取付けました。 |
吊り具を付けたところ |
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取付が終わって重ねられたボ-ド |
廊下側の下地に使用する物干し台と、 吊り下げられたボ-ド |
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8月3日 14:40-17:30 鈴鹿高専祭実行委員長井頭謙太氏との顔合わせと打合せ 高専祭展示は、高専祭実行委員会と伝える会の共催と言う事になり、水野さんと共に鈴鹿高専に出かけました。 近藤先生をオブザ-バ-に井頭氏から今年度高専祭の説明があり、こちらから父の説明をして、展示準備でお手伝いくださる時間や学生さんの人数等の打合せをしました。 |
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右、近藤先生と井頭氏 |
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8月5日 水野さんがステンレスの角材の研磨を、お知り合いの那須鉄工所に頼んでくださり、この日研磨が終了したので、前田さんと共に実験をしてくださいました。今回の展示も全て自費で行うので、皆様お気を使ってくださり、経費節減のための努力をしてくださっています。有難く思います。 |
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研磨されたステンレスの角材 |
ステンレスの角材と切れたナイロンロ-プ |
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8月10日 13:00-17:00 水野さんとボ-ドを持って展示教室へ出かけました。 |
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立て看板の設置場所 |
黒板へのボ-ド取付 ボ-ドに付けられたマ-クは、少ない展示準備時間内にパネルが貼れるように 印を付けたものです。 |
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黒板側ボ-ド吊るし治具 |
窓側のブラインド収納板にねじ込みフックを取付けることの許可を得られたので、水野さんが15本の?型フックを取り付けられました。 高い場所での作業で、私は工具などをお渡しする事しか出来ませんでした。 |
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8月21日~23日 作業合宿 参加者:水野さん・菅沼さん・森川さん・前田さん・立岡さんご夫婦 |
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ご自宅で作製された実験装置を 組み立てられる前田さん |
実験装置お披露目の第一号実験者の 栄誉を得た私 |
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落下実験メモ |
立て看板作製を手伝われる森川さん |
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一日頑張って、夜はもちろん宴会(*^-^*) |
全員集合で、実験装置の使用方法の 説明を受けます |
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機械設計技師の前田さんの仕事は完璧です! |
立て看板の着色 |
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下地の準備を一手になさる水野さん。 本当にありがとうございます。 |
展示物の資料は、展示ケ-スがないため置けません。そこでコピ-した物をラミネ-ト加工して展示します。 ラミネ-ト加工機を2台駆使して、黙々と加工される菅沼さん。ラミネ-トフイルムの使用量は500枚に及びました。 |
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展示物の説明をする私 |
廊下側ボ-ド下地に表示板の 取付テストをされる水野さん |
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立岡さんが作って来てくださった立て看板用の分割ポスタ-を貼る作業。「昔取った杵柄で、こういうのは得意なんだ」と私はお手伝い。 |
実験用のナイロンロ-プを切って両側に輪を作って… このロ-プは2つの展示のために270本程用意されました。 |
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父が亡くなった年の8月、はじめて花を付けた沢山の山百合が、今年も咲き揃い、 皆様の作業を励ますように見守ります。 |
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8月29日 展示物と資料を並べて 展示スペ-スを考える |
9月6日 麻ロ-プを使用してのテスト 登山関係者の方々の見学に備えて、麻ロ-プも用意しようと言う事になり、麻ロ-プを購入して実験しました。 |
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9月7日 名大の実験用岩角の入っていたケ-スを利用して、展示ケ-スの作製を前田さんが引き受けて下さり、出来たケ-スの写真を送ってくださいました。 |
9月15日 NITEパネルが送られて来たので、早速並べて写真を撮りました。 |
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9月19日・20日 打合せと作業合宿 久しぶりに「伝える会」フルメンバ-が集合 |
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皆様に見ていただけるように並べた、展示物とキャプションパネル |
NITE提供のパネルをご覧になる皆様 |
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父の登山服を着せた「バッカス人形」を運ぶ菅沼さん |
後側下地のテスト ペットボトルはボ-ドと同じ重さ位にしてあります。 |
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夕食は楽しく乾杯ではじまって… |
いつもカメラマンの水野さんは 女性陣に囲まれてご満悦 |
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後側下地のテスト 一晩おいても壊れなかったので大丈夫! |
最終日は、延々とロ-プの準備が続きます。 新たに用意した麻ロ-プを結ぶのは骨が折れます。水野さんとあけみさんの手は豆だらけ…麻ロ-プ180本作成完了! |
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9月27日 全てのキャプションがやっとパネルに仕上がりました。全部で約165枚でした。 この日は最後のキャプションパネルをナイロンザイルの展示ケ-スの中に入れました。 |
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NITEから返却された8mmナイロンザイル |
岩角の模型と、切れたナイロンザイルの切片 |
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10月3日 全ての展示物の梱包が終わって、出荷順にすぐに運べるように、順番に並べました。 |
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母屋の座敷に並べた展示物 |
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10月3日~6日 最終的な「展示物用机配置図」「展示準備手順と役割分担」「作業要点」「鈴鹿高専祭持ち物」の資料を作成しました。 ※ ご興味の有られる方は、各資料の名前をクリックしていただくと、内容がご覧いただけます。 |
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10月8日(木) 合宿開始。石岡繁雄の志を伝える会会員が、順次集まられます。 |
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13:00 まずは水野さん到着。軽トラに荷物の搬入 |
14:00 相田さん、菅沼さん、森川さんが到着されて ちょっと打合せ |
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雨の心配があるため、軽トラックの 防水処置は万全! |
私のワゴン車には 展示物の詰まったダンボ-ル箱と パネルが乗ります。入るかしら? |
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めいっぱい積込んで、全く後が見えないよぉ~ |
展示ケ-スは森川さんの車の助手席へ 大事に抱えて乗ってもらいます。 |
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下地用のペットボトルがたくさん |
ミニ実験装置と、それに使用する備品類 |
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脚立類6個 |
予定に反してバッカス人形を 乗せることが出来ず 森川さんの車に乗せることになりました ワ-オ!ギリギリだねぇ。 |
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19:40 お仕事を早引けして東京から 駆け付けてくださった立岡さんご夫婦到着 「これからは手作り夕食はできないので 全部外食になります。 しっかり食べておいてくださいね」 |
20:30 前田さん到着 前田さんは軽トラックを借りて 来てくださいました。 前に置いてある大きなお鍋は 3日分の「おでん」です。 |
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10月9日(金) 鈴鹿高専にて展示設営 |
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6:00 前田さんの軽トラックに荷物の搬入 |
粗大ゴミではありません。脚立類と 苦肉の策の物干し台が乗っているのです。 |
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8:00 鈴鹿高専の 生物応用科学科教室棟1階ロビ- 今回の展示設営は時間との闘いです。 焦る心を押えて、展示会場となる1Eクラスが空くのを待ちます。 |
1Eクラス 教室内の教壇やゴミ箱等の展示に使用しない物の移動を学生さんたちがしてくれます。それまでは中に入れないので、私たちは待機です。 早く空かないかなぁ… |
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9:00 作業開始 1Eクラスの学生さん8名が助っ人 |
学生さんの良く働くこと! 廊下側の物干し台と後側のダンボ-ル箱下地が みるみる出来上がっていきます |
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「伝える会」のスタッフの指示を 直ぐに飲みこんで確実に動く学生さん |
パネル等を梱包して来た緩衝材の整理をされる 菅沼さん |
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展示台となる机に白シ-ツをかける 私とあけみさん |
12:00 ランチタイム お手伝いいただいた学生さんにお弁当を配る 本当に良く働いてくれました。 学生さんありがとう‼ |
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私たちもランチタイムです |
バッカス人形を展示 運んでくるときに顔に汚れが付いてしまった! |
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中日新聞社が取材に来てくださいました |
これまで行った2つの展示に特色を持たせた 鈴鹿高専関係コ-ナ-のご説明をする私 |
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常設展示のことを江崎先生から取材する 記者さん |
片付けをされる水野さんと菅沼さん |
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ザイルと父の写真 各種ザイルとヨ-ロッパアルプスシャモニに行った時の父の写真パネルを装飾品として飾りました。 |
登山用ロ-プ安全基準調査研究報告書 父が委員をしていた時の物 この報告書は、父の資料の中にもありましたが、頁が飛んでいたり、表紙が無かったりしたため、NITEが手配してくださり、製品安全協会から貸出を受けた物です。通常は持ち出し禁止の資料を貸し出してくださいました。 |
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「伝える会」唯一の鈴鹿高専OBの立岡さん |
ナイロンザイルと岩角のケ-ス このケ-スは名古屋大学展示の時に、文書資料室がお作り下さった物ですが、いただいたので加工して展示ケ-スにしました。 |
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全ての展示設営ができた! |
ディスプレーが終わった バッカス人形 このマネキンは名古屋大学博物館の西田先生のご厚意でお借りすることが出来ました。 「このポ-ズが難しいんだよぉ」 |
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NITEコ-ナ-の展示 |
ラミネ-ト加工した資料 父の論文の載る鈴鹿高専紀要の表紙は鈴鹿高専図書館から貸出を受けてコピ-しました |
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私の大失敗 下の写真にある父の手書きの展示物の1枚は、もろくて破れやすいため大事に中性紙箱にしまって置いて、会場に持って来るのを忘れてしまい、しまった場所まで忘れて… 思い出すまで大苦労。 慌てて家まで取りに帰りました。 皆さんごめんなさいm(__)m |
父が考案した品々 名大博物館に寄贈した品の中から 小さくて壊れにくい物を選んで 貸出を受けて展示しました。 数量はバッカス人形に着せた 登山服等も含めて40点でした。 考案した品々には説明書を作成して ラミネ-ト加工した物を用意しました。 |
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このザイルは考案した物ではありません |
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さて!大変だった展示の準備が全て終わりました 本番の鈴鹿高専祭展示の模様を、是非‼ご覧ください 上のポスタ-をクリックしてください 「氷壁を越えて ナイロンザイル事件と鈴鹿高専元教授石岡繁雄の世界」に ご案内いたします 新着情報のペ-ジに戻るにはこの文字列をクリックしてください |