2017年10月~2018年11月5日 鈴鹿文学祭と、三重県総合博物館での展示について 新着情報のペ-ジに戻るにはこの文字列をクリックしてください |
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衣斐弘行氏(鈴鹿市在住。大泉寺住職。花園大学非常勤講師。鈴鹿市文化財調査会委員長)とはじめてお会いしたのは、2017年10月12日のことでした。 先祖の遺した古文書などの整理に困っていた私は、かねてから文化財などに造詣が深いとの評判をお聞きしていた衣斐氏に、それらの物を見ていただく機会を得たのは、「伝える会」会員の小川はつこさんが参加している「鈴鹿土曜会」と言う文学会の長として衣斐氏がいらっしゃったからでした。はつこさんにお願いして衣斐氏をご紹介していただいた訳ですが、衣斐氏と父は平成の初めころから友好関係があって、年賀状は私の代になってからもくださっていました。はつこさんからの依頼を、衣斐氏は即座に快諾されて、この日、はつこさんと共に拙宅にお越しくださいました。 衣斐氏は、石岡家の親戚の稲垣四朗と同級で、拙宅に昔よく遊びにいらっしゃったそうで、古文書のみならず、平成のはじめから父とも交友があり、これまでの名大展示と鈴鹿高専展示はご見学くださったおり、展示の品々などに興味を持っておられました。 「鈴鹿土曜会」は、毎月第2土曜日に行われます。メンバーは、県内の文芸グループに所属していたり、同人誌に投稿をしている人達です。それぞれの作品に対して批評をしています。 その「土曜会」では、年一回「鈴鹿文学祭」を開いています。県外からも文学愛好者というのか、同人誌に携わっている人とか書いている人とかが集まります。その「鈴鹿文学祭」のおりに、「斎藤緑雨(明治時代の小説・評論家で、生まれが鈴鹿市神戸。樋口一葉とも交流があり、アフォリズム(警句)の達人で、それにちなんで鈴鹿市文芸賞にはアフォリズム部門が設けられている)文化賞」の授賞式が行われます。 この日の会見で、毎年11月に行われている「鈴鹿文学祭」で、「斎藤緑雨文化賞」を父に授与したいと申し出られて、その時に、父のミニ展示と講演も行いたいとのことでした。 また、「三重県が生んだ偉人であり、日本各地で個人展が開催されている石岡繁雄の企画展を、地元三重県立総合博物館で開催するできるようにしたい」と言ってくださいました。 拙宅に遺された古文書は、ご一緒にお仕事をされている清水重久さま(三重県立総合博物館ミュ-ジアム・パ-トナ-。ふるさと文化資産保全活用研究会。三重郷土史会会員。北畠家臣系譜研究会)にお願いして、一度見ていただいた上で、どうするか考えたいと言う事でした。 古文書のお蔭で、素晴らしいお話をいただいて、瓢箪から駒と言った感じの出来事でした。 10月25日 衣斐さまが清水重久さまをお連れ下さいました。その結果、古文書類は全て三重県立総合博物館に運んで、解読・研究されることになりました。 また、お二人が三重県立総合博物館での父の展示に向けてご尽力くださることになりました。 11月16日 衣斐さまと二人で、三重県立総合博物館を訪問しました。博物館では清水さまもご同席くださり、瀧川さまと会見することができました。以下は、その時の訪問メモです。 2017.11.15 三重県総合博物館第1回訪問メモ l
訪問日時:2017年11月15日(水)14時~16時半 l
打合せの概要: l
15:30、瀧川氏のご案内で、基本展示室を見学: l
その他・まとめ: l
総合博物館見学の件: |
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2017年12月22日 三重県総合博物館見学 瀧川さんからいただいた入場券で、博物館とオリンピック企画展の見学に行きました。 参加会員は、水野さん・菅沼さんご夫妻・前田さん・はつこさんと私の計6名でした。 |
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まずは、瀧川さんにご挨拶 |
瀧川さんを囲んで記念撮影 左より、はつこさん・森川さん・菅沼由美さん・私・瀧川さん・菅沼さん・前田さん カメラマンは水野さんです |
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博物館入口 |
突然のことにも関わらず瀧川さんが ご案内くださいました |
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企画展会場 いままでの展示とは規模が違います こんな所で、父の展示がしていただけたら素晴らしいことです! |
オリンピック企画展 日本選手の歴代制服 |
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オリンピックメダル |
会場には、こんな写真撮影スポットも! |
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2018年7月4日 「鈴鹿文学祭」打合せと会場見学 衣斐さまが拙宅を来訪されて、はつこさんを交えて打合せをしました。 その後、文学祭の会場となる「神戸コミュニティセンタ-」の見学に行き、ミニ展示の展示方法を検討しました。 |
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衣斐さまが持参されましたレジュメは以下です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 当日担当分担(案) |
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衣斐さまは、チラシ(案)も作って来てくださいました。 ~鈴鹿文学祭~ *第1部 第7回斎藤緑雨文化賞授与式 故石岡繁雄氏~永年の山岳研究等への功績~ 故清水信氏~永年の文芸評論活動への功績~ *第2部 講演会 ◇石岡あづみさん~父・石岡繁雄が遺した志~ ◇堀口誠さん~清水先生と私~ *第3部 参加者によるシンポジュム ■当日参加者には記念誌数誌が無料配布されます ◇参加は無料ですのでご自由におこしください ◇日時 11月10日(土)午後1時半~ ◇場所 神戸コミュニティセンタ- (近鉄鈴鹿市駅下車踏切を東へ渡り徒歩4分) 主催 鈴鹿土曜会 共催 三重文学協会 北斗 津文研 四日市XYZ ○問合せ先 鈴鹿土曜会(☎
059・382・6722 衣斐) |
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打合せ後にパネル等を並べた座敷 衣斐さまの的確なご指示で、話はどんどん進みます (正面が衣斐弘行さま) |
文学祭と言う事で、井上先生のサイン本や父の著書が選ばれました |
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12:00 神戸コミュニティセンタ-に移動 |
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会場のセンタ-2階 |
窓際にパネルを立ててみる |
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パネルが倒れないように台を用意することになる |
窓際の広さも十分! |
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講演者のための演台 |
センタ-前にて 衣斐さまとはつこさん お世話になりました。会当日が楽しみです‼ |
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以下は、打合せメモです。 2018.7.4「鈴鹿文学祭」打合せメモ 参加者:衣斐弘行氏・小川はつこ・石岡あづみ 1. 衣斐氏作成の鈴鹿文学祭レジュメの検討 2. 当日参加者への謹呈同人誌『P.』に掲載する原稿について 3. 展示物関係(資料・写真参照) |
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その後、小川さんご夫妻と、文学祭で配られる同人誌『P.』の石岡繁雄特集号を作成するために、父の書いた文や、井上靖先生のお作品などの選考をしました。 小川ご夫妻が10月3日から10月末まで、アメリカ旅行に出られることになったので、9月末までに、その同人誌をしあげなければならなくなりました。 同人誌は、選んだ文章に小川隆平さんが写真やカットを組み込んでくださり、解説を小川はつこさんが付けてくださいました。『P.』の「斎藤緑雨文化賞協賛 特集石岡繁雄」が出来て来たのは9月30日のことでした。 10月に入って、篠田軍治氏の名誉会員問題の件で動いていましたが、そろそろ本腰を入れないと鈴鹿文学祭に間に合わないと思い、気持ちを切り替えて文学祭の仕事にかかることにしました。 まずは、先に記しましたミニ展示用のパネル台を作製しようとしましたが、意外と沢山のパネルがあり、また黒ボ-ドを使用することにして、会場の神戸コミニュティセンタ-で使用可能かを調べるために、黒ボ-ドを持って下見に行くことにしました。 |
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10月16日(火) 12:00~12:30 神戸コミュニティセンタ-にて、水野さんと共に下見 |
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窓とカ-テンの間を下見 |
木枠の裏にフック取付が可能と判り一安心 |
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10月19日(金) 10:20~11:20 神戸コミュニティセンタ-にて、水野さん・前田さんと共に黒ボ-ド吊り下げ用フック取付作業 |
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黒ボ-ドとサイズを合わせて小さなフックを取付 |
高い所はお手のものの前田さん |
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一枚目の位置決め |
2枚目の位置決め |
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しっかりと付けられました これで安心して当日を迎えられます‼ |
他にこんな仕事もして下さいました 詰まった池の工事と掃除 見よ!この雄姿‼ 我が会のメンバ-は、頼もしいなぁ( *´艸`) |
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私の拙い講演歴は… 2014年4月24日に名古屋教育館2階講堂での「ふわく山の会」主催、〈バッカス…石岡繁雄の娘として〉という講演で、2時間枠でした。その時は「バッカスの軌跡」のビデオの解説と質疑応答も入れてでしたから、何の準備もせずにうかがいました。 2015年11月28日、岳都松本・山岳フォーラムの時のト-クショ-では20分間でしたが、5000人も入るオペラハウスのようなまつもと市民芸術館で行われたので、とても緊張しました。この時にはパワ-ポイントを使ってしっかりと準備をして行きました。 2017年7月1日から始まった、上高地での展示の時は、3回のミニ・ト-クで、各20分間話させていただきました。 さて、今度の講演は1時間と長丁場です。しっかり準備しなくては、と思っているうちにどんどん日が過ぎて…それでもパワ-ポイントを駆使して、文学祭に相応しくお話しできるように、井上靖先生の『氷壁』部分を中心に考えました。何とか仕上がったのは10月末で、それから練習を開始しました。 |
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11月3日 10:00~15:00 小川夫妻と打合せ 展示する本の配列を考えて、本に付けるキャプションの相談 |
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井上靖先生からいただいたサイン本の展示 |
父の著作本などの展示 |
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やっと帰られた小川夫妻と、お二人が居ない間に変わった展示の仕方や、設営準備方法などの打合せをしました。 また、はつこさんが貸出を受けて来てくださったプロジェクタ-を隆平さんがパソコンにつないで、講演のためのテストをしました。 本を並べて、足りないキャプションを調べたり、使用する文鎮などの備品を準備したり、アッと言う間に午後3時を過ぎてしまいました。 私の講演も一度聞いてもらうつもりでしたが、時間がないので、デ-タで持って帰ってもらって見ていただくことになりました。 |
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11月5日 講演の内容の事で、小川夫妻が来てくださいました。このままの内容では、文学祭にそぐわないと言う事で、大々的に作り直すことになりました。 それから2日間かけて、約1/3を入替えて、本番のような練習は、結局2回しか出来ませんでした。 さて、どうなることやら… |
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