湯浅美仁著

『前穂高岳東壁遭難63年目の検証 ナイロンザイル事件の光と影』

に対する「反証・反論」




Ⅳ 「湯浅本」の各ペ-ジに記載された内容の検証と反論

 この冊子の最初で記した「記載内容に対する私たちの反論」にある、全254ペ-ジのページ毎に反論すべき記載事項283項目を書き出した結果を、以下に記す。


 本反論・検証では主な人名を下記の通り表記した。①相田=相田武男、②あづみ=石岡あづみ、③石岡=石岡繁雄・繁雄・バッカス、④石原兄=石原一郎・部隊長、⑤石原=石原國利・國利、⑥若山=若山五朗・五朗ちゃん、⑦澤田=澤田榮介・沢田榮介、⑧湯浅=湯浅美仁、⑨高井=高井利恭、⑩(TM:本反論編集者水野高司のコメント)、【文中敬称略】

 ( )内の行数表示は、タイトル符号とタイトルの次を1行目、タイトル符号のみの場合はその行から、指定なき場合はペ-ジ頭から数える。

 ペ-ジの記載内容などは、以下の1.6.の通りとする。


 1. タイトル(一部は省略)
 2. ペ-ジ数・行数
 3. 記載事項(要約)

 4. 反論(証言・出典)及び訂正
 5. 参照資料等
  〔下線のある資料は文字列をクリックしていただくとご覧になれます〕

 6. 誤記:()、事実誤認:()、独断推論:()、約束反古:()

   ※( )内の数は累計数を示す。



. はじめに
. 12ペ-ジ1-5行目
. 前穂高岳東壁遭難…「ナイロンザイル事件」の一部としてだけ見られるようになっており…あたかも登攀に問題はなかったかの如く印象づけられている。
4. (相田証言)この部分の記述の文意は明らかに、登攀技術に問題があった、ということを示唆していると受けとれる。ナイロンザイルがメーカーの標榜したように麻ザイルの数倍の強度が確実なものであったならば、切断は起こらず若山は滑落だけで岩壁に留まることができた。それが従来の麻ザイルでは考えられないもろさで切断した。この「もろさ」がなければ、若山は転落死亡していない事は確実である。

. 資料7120199月相田証言1
6. 誤記:00)、事実誤認:11)、独断推論:00)、約束反古:00

---------------------------------
. はじめに
. 12ペ-ジ6-8行目
. 「石原兄チーフリーダーの指示にしたがっておれば、遭難は回避できた。若山は死なずにすんだ」との問題を主張し続けていた一人の岩稜会会員がいた。高井である。
. (2019.06.01石原証言)「石原兄リーダーからの指示(湯浅は後述しているが、「昼までに第二テラスに行けなかったら引き返す」という内容)は、明確なものではなかった。前進か引き返すかは、現場のパーティの状況判断が優先されなければならない。私たちは引き返すことの危険と登攀を続けることの危険を比較。下るより登攀する方がより安全だという結論になったから登り続けた」
. 資料7220199月相田証言2
6. 誤記:00)、事実誤認:00)、独断推論:11)、約束反古:00--------------------------------
. はじめに
. 12ペ-ジ後ろ5行目~2行目
. 前穂高岳東壁遭難の記録は「ナイロン・ザイル事件」「岩と雪Ⅰ」「三重大山岳部会報」だけで、岩稜会独自の資料は存在しなかった。
. (あづみ証言)「岩と雪」を湯浅は「前穂高岳東壁遭難の数少ない記録の1つ」と書いているが、1958年発行であり、遭難事故から3年半も経ってからの資料である。初期資料として一番重要な「上高地ホテルで作成した遭難報告書」が存在するが、その原点資料を入れずして東壁遭難は語れない
. 資料519551月「上高地ホテルで作成した遭難報告書」〔浄書〕と、全文掲載の新聞記事、資料18文献1):浄書版『ナイロン・ザイル事件』、資料3-119541222日~19551月「岩稜会冬山合宿前穂東壁遭難記録原本」・『三重大学山岳部会報』「前穂高岳東壁遭難報告」-澤田榮介 文献3),4)資料211958620日『岩と雪Ⅰ』「ナイロンザイル切断事件の真相」-石岡繁雄著 文献2)資料131955422日~56日春季捜索行-今井喜久郎著 文献5),6)資料151955715日~84日夏期捜索行-今井喜久郎著 文献7),8)
6. 誤記:00)、事実誤認:12)、独断推論:01)、約束反古:00---------------------------------
1. はじめに

. 12ペ-ジ最終行~13ペ-ジ3行目
. 2006(平成18)年4月、石岡宅から「奥又合宿備忘録」(1955年)が見つかり…「チーフリーダーの指示」も明確に記載されていた
4. (あづみ証言)石岡の残した膨大な資料のうち、ナイロンザイル事件関連資料に大切に保管されていた。
  (2012.2.9澤田メモ)「内容に関して証言者への確認は無く、正確さの検証も無い」
  TM:「『チーフリーダー』の指示も明確に記載」と書いていないことを勝手に書き換えている

. 資料7420199月あづみ証言1、資料419551月「奥又合宿備忘録」文献9
6.
 誤記:00)、事実誤認:13)、独断推論:12)、約束反古:00
---------------------------------
. はじめに
. 13ペ-ジ6-7
. 当時の岩稜会…総括していないことは極めて異例であった
. (2019.06.19澤田証言)岩稜会は初登攀記録などを作成したことがない。後述にもある内容で「今までは報告書などを出されているのに(45頁後ろ2行目、48頁後ろ3行目に記載)」ということは全くないことである。
      TM:岩稜会としての死亡者を出す遭難は、この前穂東壁のみである。その他の遭難は、1951727日の前穂高北尾根4峰正面明大ルートで新井春郎が墜落。1957729日の屏風岩正面岩壁八高テラス付近で田中浩が落石に遭い重傷。この3回の遭難に関して、いずれも岩稜会としての報告書は出ていない。
. 資料45200762日『屏風岩登攀記』「ある岩稜会員のはなし」P355中から〕、資料191957730日付朝日新聞記事「屏風岩で落石!1人負傷」
6.
 誤記:00)、事実誤認:36)、独断推論:02)、約束反古:00---------------------------------
. はじめに
. 13ペ-ジ最終3
. 「奥又合宿備忘録」が見つかったのを契機に…検証することにした
. (あづみ証言)湯浅は200657日石岡との対談後「これで一切を水に流しましょう」と発言、201111月に湯浅書の原本である冊子を印刷、201229日に「冊子の公表はしない・全て破棄するのでお返し願いたい」と石原・澤田に約束しているが、これを反故にした。
. 資料48201111月『前穂高岳東壁遭難50年目の検証』湯浅美仁著
6.
 誤記:00)、事実誤認:06)、独断推論:02)、約束反古:11
---------------------------------
1. Ⅰ. 今なぜ検証するのか Ⅰ. 1. 検証の手がかり―「奥又合宿備忘録」―が見つかった

. 14ペ-ジ6行目・7行目

. 128日・(7行目)参列し
. (あづみ証言)日付間違い・正しくは29日、「参列し」は誤り・あづみが代理出席。
. 資料422006129日井上靖16回忌式次第
6. 誤記:22)、事実誤認:06)、独断推論:02)、約束反古:01
---------------------------------
1. Ⅰ. 今なぜ検証するのか Ⅰ. 1. 検証の手がかり―「奥又合宿備忘録」―が見つかった

. 14ペ-ジ 6行目
. 2006128日に…井上文学館の「氷壁展」-「ナイロンザイル事件から50年の教え」を見学した。その後の41日に、その報告会が近所にいる岩稜会会員を集めて行われた
. (あづみ証言)「井上文学館来訪の報告会」と記されているが、誤り。
. 資料7420199月あづみ証言1
6. 誤記:13)、事実誤認:06)、独断推論:02)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅰ. 今なぜ検証するのか Ⅰ. 1. 検証の手がかり―「奥又合宿備忘録」―が見つかった
. 15ペ-ジ3行目・9行目
. 表紙には「奥又合宿備忘録 1955年 岩稜会」と書かれ… (9行目)「奥又合宿備忘録」が出てきたのをきっかけに…
. (あづみ証言)石岡の残した膨大な資料のうち、ナイロンザイル事件関連資料に大切に保管されていた。
  (2012.2.9澤田メモ)「内容に関して証言者への確認は無く、正確さの検証も無い」
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:03)、事実誤認:17)、独断推論:02)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅰ. 2. …指示を守っていれば遭難は起こらなかった
. 15ペ-ジ最終行~16ペ-ジ4行目
.  …石岡宛書簡…詳細な登攀記録を書いた薄いノート…
.  (あづみ証言)高井書簡及び薄いノートは資料として現存していないのでコメントしようがない
.
6. 誤記:03)、事実誤認:07)、独断推論:13)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅰ. 2. …指示を守っていれば遭難は起こらなかった
. 16ペ-ジ2行目
. 「備忘録」…から「所定の場所」とは第2テラスであることが判明した
. (2012.2.9澤田メモ)指示・ミーティングともに無く、行動は現場判断で決め、指示違反は無い。
  (2019.6.4石原証言)はっきりとした指示はなかった(2019.06.05ひらゆの森会議)

. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6.
 誤記:03)、事実誤認:18)、独断推論:03)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅰ. 2. …指示を守っていれば遭難は起こらなかった
. 16ペ-ジ6行目
. 自らは遭難を総括して「明らかに刑事事件です」とまで断言した
. (あづみ証言)「刑事事件」ということは、石原國利が五朗を殺したということか? または、リーダーの指示(「奥又合宿備忘録」にもその記載はない)違反がなければ五朗は死なずに済んだので、間接的に殺したことになるということか? いずれにせよ根拠不明の暴言としか言いようがない。
   TM:石岡と岩稜会に対する名誉棄損である

. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:03)、事実誤認:19)、独断推論:14)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅰ. 2. …指示を守っていれば遭難は起こらなかった
. 16ペ-ジ8行目
3. 高井が石岡宅を訪れる時は必ず歓待

. TM:高井以外でも「必ず来客者をもてなす」石岡家の伝統さえ理解できていなかった
5.

6. 誤記:03)、事実誤認:09)、独断推論:15)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅰ. 3. 石岡が登山・登攀を総括せず、敢えてナイロンザイル事件としてのみ集約したことを認めた=石岡-高井会談=
. 17ペ-ジ1行目・1116行目
. 「奥又合宿備忘録」が見つかった… (1116行目)今日は「奥又合宿備忘録」が出てきた…五朗ちゃんは死ななかった
. TM:「奥又合宿備忘録」は遭難直後に出された石岡・石原の新聞向け報告書や澤田の遭難報告書と比して不明瞭な記載があり、高井の独断推論を助長したと考えられる
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:03)、事実誤認:09)、独断推論:27)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅰ. 3. 石岡が登山・登攀を総括せず、敢えてナイロンザイル事件としてのみ集約したことを認めた=石岡-高井会談=
. 17ペ-ジ710行目
. 石岡は座敷で酒宴の準備をして待っていてくれた。高井が石岡と会うときはいつも歓待されているとは聞いていたが、このときも同じように歓待された。その時のやり取りは…=石岡は登攀の総括をせずにナイロンザイルへの問題に限ったことをみとめた=
. (あづみ証言) 電話あり、…2006.5.7当日、14:30高井・湯浅来宅、母屋の居間へ通した。その時の石岡との話は、酒宴準備のためほとんど聞いていない。故に<出席者>としてあづみの名を上げるのは間違いである。当時、石岡は妻を亡くして、身体も悪く精神的にも弱くなっていた。その頃は石岡を慰めるため、来客があると事前に分かった段階で、酒宴の用意をしていた。以上のことで、「石岡は座敷で酒宴の用意をして…」は間違いである。その上、高井が訪ねた時だけ歓待されたように書かれている文章は納得がいかない。湯浅は「手打ちなんだから、今後は一切この話はしません。高井さんも言いたいことは言えた訳だし、手打ちと言う事で来たのだから、これで一切を水に流しましょう」というようなことを言って19:00帰った
. 資料7520199月あづみ証言2
6.
 誤記:03)、事実誤認:110)、独断推論:07)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ. 今、何を検証するのか Ⅱ. 1. …総括されずに未解決のまま
. 24ペ-ジ後ろ3行目
. ナイロンザイル切断以前の問題…登山・登攀行為…検討がなく放置
. TM:石岡にとって放置できなかったことは「無差別大量殺人」の発生であり、その防止を最優先させた石岡・岩稜会の方針は間違ってなかった
. 資料18:文献10)浄書版『ナイロン・ザイル事件』、資料211958620日『岩と雪Ⅰ』 文献11)
6.
 誤記:03)、事実誤認:111)、独断推論:07)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ. 2.1)高井の指摘
. 25ペ-ジ16行目
. 高井が早期段階から…指摘…石岡は…ナイロンザイルの脆弱性の究明に集中
. TM:「ナイロンザイルの脆弱性(岩角欠陥)の究明」こそ喫緊の課題であり、決して放置できない「無差別大量殺人」防止を最優先させた石岡・岩稜会の方針は間違ってなかった
. 資料1819567月浄書版『ナイロン・ザイル事件』
6. 誤記:03)、事実誤認:011)、独断推論:18)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ. 2.2)専らナイロンザイルの切断の問題提起に限ったこと、…
. 26ペ-ジ最終2
. …ナイロンザイルの脆弱性・切断の究明にマイナスに作用した
. TM:石岡・岩稜会の方針は正しかった。「未必の故意の殺人者」である篠田の行為を擁護する、全く根拠のない言いがかりである
. 資料1819567月浄書版『ナイロン・ザイル事件』
6. 誤記:03)、事実誤認:011)、独断推論:19)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ 2.3)もう少し詳しく検討すると…
. 27ペ-ジ9行目
. 石岡は…総括しようとしなかった。油断や、強引さや、独善等を指摘されてもやむを得ない
. TM:業界と著名学者の癒着による強力な妨害の中で、孤立無援の闘いに必死な石岡や岩稜会員にとって「総括」など思いもよらなかったに違いない
. 資料1819567月浄書版『ナイロン・ザイル事件』
6. 誤記:03)、事実誤認:011)、独断推論:110)、約束反古:01
---------------------------------

. Ⅱ 2.3)もう少し詳しく検討すると…
. 27ペ-ジ最終3
. 総括されていなかったことがマイナスに働き…化学学会誌で報じられた
. TM:『化学』の掲載記事はナイロンザイル擁護の立場に立った、一方的憶測でザイルの使用者に責任を押し付けようとするもので、それを総括と結び付けてマイナスと言い切ることはできない。また「総括されていなかったことがマイナス」に働き、と石岡に責任を転嫁する記載である
. 資料18:文献13),1419567月浄書版『ナイロン・ザイル事件』資料1419557月『化学』 文献15

6. 誤記:03)、事実誤認:011)、独断推論:111)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ 2.3)もう少し詳しく検討すると…
. 28ペ-ジ最終行
. 長田敏189200頁に同様の記載有〕
. (あづみ証言)長田は無関係で、担当は 菊池久
. 資料522014418日「『氷壁』のザイルが語るもの」菊池久著

6. 誤記:36)、事実誤認:011)、独断推論:011)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ 2.3)もう少し詳しく検討すると…
. 29ペ-ジ11行目
. なぜ、このような正確・科学的な検証が…なされなかったか
. TM1955年当時と今のナイロンザイルの岩角での脆弱性は残念ながら今も不変で、切断メカニズムも解明されていない。NITEの評価は「科学的な調査の結果、当時の石岡の実験・データが正しかったことが裏付けられた」であった
. 資料522014418日「『氷壁』のザイルが語るもの」菊池久著
6. 誤記:06)、事実誤認:112)、独断推論:011)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ 2.3)もう少し詳しく検討すると…
. 29ペ-ジ後ろ3行~30ペ-ジ3行目
.  岩稜会が登山・登攀行為を総括していなかったため、…感情的とも言える岩稜会・登攀に対する批判風潮があったこと、…篠田に対する刑事告訴がなされ、激しいトラブルのような状態も生じ、かえって識者が関わり科学的検証をやりにくい状況が生じたことから…科学的検証や不正実験の結果の見直しまで時間がかかった…
4. TM: 冷静な批判とはあまりにもかけ離れた冷酷でしかも無知・傲慢な言いがかりである。名古屋大学をはじめ多くの良心的な知識人・山岳関係者・報道人・近隣の人々が、石岡や岩稜会の地道で粘り強い闘いを公私にわたり支援したにも関わらず、問題解決に20年間以上かかったことを全く無視し、「謙虚で自省的であれば、問題は放っておいても誰かが助けてくれ解決する」が如くの言いようである

. 資料3319777月『ナイロンザイル事件報告書』-岩稜会
6. 誤記:06)、事実誤認:113)、独断推論:011)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ 2.3)もう少し詳しく検討すると…
. 30ペ-ジ5,6行目
. 「…事件に終止符を打つ…声明」…原因の詳細な検討にいわば蓋をした
. TM:当時の状況を理解していない妄言である。この声明は、石岡の本意ではなかった。高井たち会員の山に行きたいとの圧力に追い込まれた、石岡の苦渋の選択の結果であった
. 資料2719598月『ナイロンザイル事件に終止符をうつにさいしての声明』岩稜会発行・三重県山岳連盟発行〔この声明には、3種類ある。岩稜会発行の物と、若山富夫が親族や友人向けに作成した石岡の書いた文章を簡略化した物。そして、三重県山岳連盟が発行した『ナイロン・ザイル事件 論争を終止するに当たって』1959年9月12日付である。三重岳連の物は岩稜会が発行した物と内容的には同じだが、篠田教授を鮮烈に批判している〕
6. 誤記:06)、事実誤認:013)、独断推論:112)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅱ. 2.4)事故には複数の…全てが同時に検討…
. 30ペ-ジ4行目~最終行
. 石岡等…恣意的ではなく…全貌が…解明された可能性
. TM:石岡等の孤立無援の闘いの実態を直視しない根拠のない妄言であり、むしろ「高井などがもっと協力していれば解明は進んだ…」と書くべきではないのか
. 資料3319777月『ナイロンザイル事件報告書』-岩稜会
6. 誤記:06)、事実誤認:013)、独断推論:113)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅲ. 前穂高東壁遭難の経過… Ⅲ. 1. 前穂高東壁遭難の経過…
. 33ペ-ジ4,5行目
. 東壁の積雪期初登攀を目標
. (2011.12.16澤田談)東壁は初登攀ではない、何度も登られている。
   2019.06.19澤田談)色々なル-トがあり初登攀かどうかはっきりとは判らない
.
6. 誤記:06)、事実誤認:114)、独断推論:013)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅲ. 2. …経過の概要
. 34ペ-ジ4行目
. 石原一郎 31歳 津島商業高校教諭
. (あづみ証言)この時点(195412月)では石原兄はまだ教諭ではない。赴任は19574
.
6. 誤記:17)、事実誤認:014)、独断推論:013)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅲ. 2. …経過の概要
. 35ペ-ジ2行目
. 若山五朗 20
. 19歳の誤記
.
6. 誤記:18)、事実誤認:014)、独断推論:013)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅲ. 2. …経過の概要
. 35ペ-ジ後ろ3行~36ペ-ジ1行目
. 「昼までに第2テラス…引き返すこと」…石原兄の指示が石原に…(それを高井が聞いていた)
. TM1955.8.1三重県山岳連盟報告6号掲載の澤田の「前穂高岳東壁遭難報告書」には記載なく、「奥又合宿備忘録」の記載事項を勝手に引用している。高井か湯浅の創作ヵ
.  資料3-1:19541222日~19551月「岩稜会冬山合宿前穂東壁遭難記録原本」・『三重大学山岳部会報』「前穂高岳東壁遭難報告」-澤田榮介、「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:014)、独断推論:114)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅲ. 2. …経過の概要
. 35ペ-ジ7行目
. 石原一郎氏は名古屋の石岡宅に泊まり…
. (あづみ証言)一郎は19541228日の朝ベースキャンプ着。朝到着しようと思うと、27日の朝名古屋発で養魚場で一泊したと思われる。石岡家宿泊は26日ということになる。宿泊先は名古屋市昭和区の名古屋大学官舎石岡宅か、鈴鹿の石岡実家かのどちらかである。官舎は狭くて(4畳一間)泊まれなかったので(当時のこの家は狭かったため、父母とあづみだけで住み、長女梓は鈴鹿実家に預かってもらっていた)鈴鹿であろう
. 資料211958620日『岩と雪Ⅰ』「ナイロンザイル切断事件の真相」-石岡繁雄著
6. 誤記:08)、事実誤認:014)、独断推論:115)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 遭難原因の解明-登山・登攀行為の検証- Ⅳ.1. 登攀に関する関係者の証言 Ⅳ.1.2)澤田証言2006.8.16自宅で〕
. 42ペ-ジ1行目~43ペ-ジ2行目
. 三重大の奥又白合宿で…メンバーはリーダー石原兄がきめました…第2テラスまで時間はかかりましたが…引き返すことは考えませんでした…ビバーグの準備もしていました。翌朝…若山とトップ交代。スリップしなければザイルは切れなかったのです。…山の会として…総括はしておくべきだった
. (2012.2.9澤田メモ・2019.06.19澤田再確認):若山が「ボク行きます」と応えた。誰がトップに立っても危険は避けられない。その結果は全員に及ぶこと、同体であることを認識。若山が駄目なら、夏ルートで再チャレンジすべきかと考えていた。リーダー指示を石原が無視した件:指示はない、ミーティングでも無い。行動は現場判断で、指示無視は無い。
   TM:「スリップしなければザイルは切れなかった」ではなく、「ザイルの岩角欠陥が事前に判っていれば、ザイルを岩角にかけず、ザイルは切れなかった」である

. 資料49201229日澤田氏メモ
6. 誤記:08)、事実誤認:115)、独断推論:116)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 1.2)澤田証言
. 43ペ-ジ610行目
. 若山の技術が未熟だからといってミッテルで…「登らせないでくれ」と言ったのでは…若山は岩稜会員ではなく三重大山岳部員であり…南川の了解も必要
. (2019.06.19澤田証言)南川は、高校時代から山岳部に所属。三重大学山岳部のリーダーであった。
   TM:今となっては石岡と石原兄の協議の有無確認は不可能。また有っても無くてもナイロンザイル切断の本質とは無関係であり、万人が被害者になりえた事柄を若山に特化しようとするのは独断である

.
6. 誤記:08)、事実誤認:015)、独断推論:117)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 1.2)澤田証言
. 44ペ-ジ3行目~7行目
. 1231日に、東壁に行くように石原兄から言われた…夏に石原と私〔澤田〕は東壁を登っていますので…。実際は若山は上手くなかったので、石岡の考えが甘かった
. (2019.06.19澤田証言)石岡と石原兄の間で、若山起用の話をしていたとは思えない
.
6. 誤記:08)、事実誤認:015)、独断推論:118)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 1.3)高井証言
. 44ペ-ジ・45ペ-ジ全文
. 高井は備忘録にある室の話を知って、当時のことを詳しく思い出した。石原兄は出発の朝、石原にルート説明をし、3人パーティを考慮し「昼までに第2テラスに着かない時は引き返すこと」と指示した。澤田・若山がいたか不明。荷物は日帰り用でビバークは考慮外。夕方になっても帰らず、A沢まで捜索したが真っ暗で引き返した。石原兄の怒りは頂点に達した
. (2012.2.9澤田メモ・2019.06.19澤田再確認):2人共指示は聞いていない。
   TM:東壁の遭難発生で「4峰正面北条・新村ルート初登攀」ができなくなった高井は不満を抱き周囲にも漏らしていた。「備忘録」を機に指示違反のことを急に思い出した。同録記載の「引き返すことになっていた」は誰の言かは不明であるが、6日に来鈴した高井が上田に追記を求めたとするのが最も理解しやすい。もし石原兄としたら、悔しさのあまりつい愚痴として漏らしたヵ。しかし指示ではない。しかもこの記載は元の文章の上部に新たに追記したもので、元は「第二テラスに昼までに出る予定が」となっている

. 資料49201229日澤田氏メモ、「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:116)、独断推論:119)、約束反古:01
---------------------------------
1.      . 2. 石岡は「岩稜会員に告ぐ」…遭難の原因は2つ…. 2.1) …登山記録が残されていないこと・総括されていないこと
. 45ペ-ジ後ろ2行目
. 石岡は過去に登攀について…ことごとく…記録を残している
. (2019.06.19澤田証言)岩稜会にはそのような慣習は無かった
.  資料45200762日『屏風岩登攀記』「ある岩稜会員のはなし」〔P355中から〕、資料191957730日付朝日新聞記事「屏風岩で落石!1人負傷」
6. 誤記:08)、事実誤認:016)、独断推論:120)、約束反古:01
---------------------------------
1.      . 2. 石岡は「岩稜会員に告ぐ」…遭難の原因は2つ…. 2.1) …登山記録が残されていないこと・総括されていないこと
. 46ペ-ジ1,2行目
. 登攀記録は「ナイロン・ザイル事件」「岩と雪Ⅰ」「三重大学山岳部会報」の3つのみ
. TM:強いと信じ切っていたナイロンザイルの欠陥に気づいた石岡等は、何を差し置いても再発防止に必要なザイル欠陥を世に知らしめるために、まずは上高地ホテルの冬季番小屋で作成した遭難報告書を作成、新聞社等に配布。「ナイロン・ザイル事件」を執筆し、160部を発行した。澤田は「前穂高岳東壁遭難報告」を「三重大学山岳部会報」に発表し、三重岳連報告第6号にも掲載された
.  資料519551月「上高地ホテルで作成した遭難報告書」〔浄書〕と、全文掲載の新聞記事、資料1819567月浄書版『ナイロン・ザイル事件』、資料3-1:19541222日~19551月「岩稜会冬山合宿前穂東壁遭難記録原本」・『三重大学山岳部会報』「前穂高岳東壁遭難報告」-澤田榮介、資料211958620日『岩と雪Ⅰ』「ナイロンザイル切断事件の真相」-石岡繁雄著
6. 誤記:08)、事実誤認:016)、独断推論:121)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 2.2)総括されなかったことから…
. 48ペ-ジ19行目
. 篠田は「計画に無理がなかったか検討すべき」と指摘…、反省すべき
. TM1959.09.12の「…事件に終止符を打つ…声明」を機に、厚顔無恥の篠田がナイロンザイルの弱点から世間の目をそらすために発した暴言(1959.10.4『アサヒグラフ』)であり、湯浅の姿勢が問われる記述である
.  資料2719598月『ナイロンザイル事件に終止符をうつにさいしての声明』岩稜会発行・三重県山岳連盟発行、資料241958727日『アサヒグラフ』「ナイロンザイル論争果てて」
6. 誤記:08)、事実誤認:016)、独断推論:122)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 2.2)総括されなかったことから…
. 48ペ-ジ10,11行目
. 石岡の手元にあったと考えられる貴重な「奥又合宿備忘録」も明らかにされず
. (あづみ証言)石岡の残した膨大なナイロンザイル事件関連資料の中に大切に保管されていた
. 本論のⅠを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:117)、独断推論:022)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 2.2)総括されなかったことから…
. 48ペ-ジ(2)の最終行
. 岩稜会の歴史の中で唯一登攀記録が存在しない
. (2019.06.19澤田証言)岩稜会は初登攀記録などを作成したことがない。〔他の岩稜会員にも確認したが結果は同じであった〕
.  資料45200762日『屏風岩登攀記』「ある岩稜会員のはなし」〔P355中から〕、資料191957730日付朝日新聞記事「屏風岩で落石!1人負傷」
6. 誤記:08)、事実誤認:118)、独断推論:022)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 2.3) …総括もなかったが、石岡自身は分析していた…
. 51ペ-ジ5行目~7行目
. 石岡は暗に前穂高岳東壁遭難原因・問題点を2つにしていた…「なぜ漫然と新人にトップを交代したのか」と「なぜリーダーの指示を守らなかったか」である
. TM:あたかも石岡が発言した如く記載し、自論を展開している
.
6. 誤記:08)、事実誤認:018)、独断推論:123)、約束反古:01
--------------------------------
. Ⅳ. 3.(ⅱ)「岩稜会員に告ぐ」が出されたときの岩稜会、石岡や石原國利の動向等
. 52ペ-ジ~54ペ-ジ(ⅱ)全文
. 1955.12.24…石原は当時の様子を私に…語った
. (2019.06.04石原証言)何を湯浅君に話したか全く覚えていません。
   TM1958.07.15のこの文書は、「ナイロンザイル事件」への対応や「穂高の岩場」写真撮影などに疲れ、「ヒマラヤへの夢」を叶えられない会員の不満が溜まるなどの、岩稜会の最大の危機状態を脱し、会を平常な姿に戻すための、石岡の心からの叫び声であった。尚、「私に語った」はいつのことか不明である。

   (あづみ証言)当時の岩稜会の様子は1958.7.18付谷本氏からの手紙を参照

5.
 
資料221958715日「岩稜会員に告ぐ」岩稜会会長石岡繁雄著資料231958718日付石岡宛谷本光典氏からの手紙
6. 誤記:08)、事実誤認:018)、独断推論:124)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 3.(ⅳ)石原は石岡との関係…
. 56ペ-ジ2,3行目
. ヒマラヤ登山を目指そうとしていた…私たち兄弟…に石岡は激怒した
. (あづみ証言)1957.8.30付石岡から石原兄宛の手紙と1957.10付石岡から石原宛の手紙参照のこと。「ヒマラヤの鬼がいないチームにはヒマラヤはできない」等、当時の石岡の石原兄弟への接し方が理解できる
. 資料201957830日付石原一郎氏宛石岡からの手紙、資料25195810月付石原國利氏宛石岡からの手紙
6. 誤記:08)、事実誤認:119)、独断推論:125)、約束反古:01
---------------------------------
.  Ⅳ. 4. 遭難原因‐その1‐ Ⅳ. 4.1)遭難原因1‐(a) Ⅳ. 4.1)遭難原因1a)(イ)
. 58ペ-ジ
. …石原兄の指示が「奥又合宿備忘録」に記載されていた
. TM1955.1.5到着の室からの報告として「昼までに第2テラスに着かねば引き返すことになっていた」と「備忘録」にあるが、「指示」があったとの記載は無く、石原・澤田とは「共有」されていなかった。「『チーフリーダー』の指示も明確に記載」、と書いていないことを勝手に書き換えている
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:120)、独断推論:126)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(イ)(ⅰ)「奥又合宿備忘録」の記載
. 58ペ-ジ1行目・4行目・後ろ2行目
. 「奥又合宿備忘録」には… (4行目) 第12報・室1談では… (後ろ2行目)この指示のことが「奥又合宿備忘録」に記載された
. (あづみ証言)全面的に間違いのため…① この備忘録は、遭難当時の緊張し情報が錯綜する中で上田が、メモのようなものを基にまとめられたものである(後半部分に明らかに文字の違うところが何か所も有、その中には石原の文字も含まれる)。そのため間違いがある。②石原兄の命令違反に関する記述は以下。第12報(報告及び伝言)「第二テラスに昼までに出る予定が」の記述の上に、明らかに後から書いた部分「昼までに第二テラスに着かねば引き返すことになっていたが」と書かれている。この部分を取り上げて、登攀隊長の石原兄に対する命令違反と言っている。高井が聞いたとする「指示」は、石原が聞いていない以上無効である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:121)、独断推論:127)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(イ)(ⅰ)「奥又合宿備忘録」の記載
. 58ペ-ジ6,7行目
. この石原兄の「指示」は…高井が聞いていた
. TM:「指示」として石原・澤田に認識されていない。30年後に高井が思い出したことを根拠にしており信用できない
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:021)、独断推論:128)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(イ)(ⅰ)「奥又合宿備忘録」の記載
. 58ペ-ジ最終行から2行目
. この指示のことが「奥又合宿備忘録」に記載されたと考えられる
. TM:憶測で「指示」を創作し、「湯浅本」に数えきれないくらい記載している
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:021)、独断推論:129)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(イ)ⅱ 石原兄の思い
. 59ペ-ジ5行目~7行目
. 高井は石原兄の嫁から「石原兄の『指示のこと聞いた』ことがあると聞いた」
. TM:石原兄が自分の「指示」が石原に認識されず、アタック隊員と共有されなかったことを悔やんだ可能性はあるが、「明確な指示」はない
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:021)、独断推論:130)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(イ)ⅱ 石原兄の思い
. 60ペ-ジ「奥又合宿備忘録」第12報の転載の3行目
. …昼までに第2テラスに…
. TM:活字文では判らないが、原文では明らかに追記されていることが判る。上部に備忘録より転記の写真があるが、これではよく判らない
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:021)、独断推論:131)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(イ)ⅲ 指示の存在が明らかにされてこなかった…
. 61ペ-ジ1,8,10行目
. (1,8,10行目)奥又合宿備忘録
   (後ろ7行目)石岡はこの指示のことも明確な認識があったはず

.  TM:単なる憶測で、それを裏づける資料は無い
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:021)、独断推論:132)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(イ)ⅲ 指示の存在が明らかにされてこなかった…
. 61ペ-ジ後ろ2行目-62ペ-ジ1行目
. 「氷壁・ナイロンザイル事件の真実」にもこの「チーフリーダーの指示」の事は何も記載されていない。石岡は共著者相田にも「チーフリーダーの指示」のことを伝えてなかったと思われる。(62ペ-ジ1行目)しかし、後の平成1857日の前述の石岡-高井会談では、石岡はこの「指示」の存在を認めた
. (相田証言)石岡から聞いたが「リーダーの指示(あるいは命令)というより助言」であり、現場の状況を把握出来るのは現場にいる者だけ、という判断に立っていた。会談当時の石岡は、高井、湯浅のたたみ込むような追及と強い口調の問いに瞬時に立ち向かえる気力も記憶も衰えていた。この湯浅らの行動には、大いに疑問がある。
   TM:石岡-高井会談の冒頭で「奥又合宿備忘録」を引き合いに出し、強引に石岡に迫る信じがたい光景が思い浮かび寒気を覚える

. 資料7320199月相田証言3
6. 誤記:08)、事実誤認:122)、独断推論:133)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(イ)ⅲ 指示の存在が明らかにされてこなかった…
. 62ペ-ジ35行目
. 石岡はあづみに打ち明けた
. (あづみ証言)これは、全くのでっち上げである。私は一言も父からは聞いていない。これらのことからも分かるように、湯浅の文章には誤りと捏造が多い
.
6. 誤記:08)、事実誤認:123)、独断推論:134)、約束反古:01
-------------------------------
. Ⅳ.4.1)(a)(イ)ⅳ 資料を明らかにせず総括しなかったことから生じたこと
. 62ペ-ジ後ろから5行目
. 合目的的・いわば恣意的な情報操作と検討過程になってしまっている
. (あづみ証言)「奥又合宿備忘録」が事実に反する記載が含まれているので、このことは事実無根で石岡に対する名誉棄損
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:124)、独断推論:135)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ.4.1)(a)(イ)ⅳ 資料を明らかにせず総括しなかったことから生じたこと
. 62ペ-ジ後ろ3
. 蒲郡不正実験事件の後では、岩稜会への隠蔽の批判が噴出し…究明が遅れた
. (相田証言)問題のザイルの繊維を生産したメーカーの研究室員が篠田教授と共に東壁の切断後、さほどの日を置かずに三角ヤスリの実験をした。その結果、8ミリナイロンは12ミリの麻の20分の1の強度しかない結果が出たことを公開実験直後に三重県山岳連盟加藤富雄理事に伝えている。研究室員の科学者的良心の発露である。この事実は8月の若山の荼毘の翌日、加藤から石岡に伝えられている。岩稜会への批判(篠田の周辺と権威にこだわる山岳関係者からのもの)は公開実験直後であり、公開実験の欺瞞が明らかになる以前のことである。中日新聞などは明らかになった公開実験の欺瞞を大きく報道している。
<結果として、ナイロンザイル脆弱性の究明が遅れた可能性>云々は、あとづけ的解説、憶測である

. 資料1819567月浄書版『ナイロン・ザイル事件』
6. 誤記:08)、事実誤認:024)、独断推論:136)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)…石原兄の指示を失念 Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)(ⅰ) 指示の意味
. 63ペ-ジ2行目・7行目
. 指示を出したのは間違いない。(7行目)指示を無視した結果、若山は命を失った
. TM:石原・澤田に「指示」とは認識されておらず、「奥又合宿備忘録」の記載事項を読んだ、50年後の高井の恣意的思い込みを根拠とした、湯浅の創作と言っても過言ではない
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:125)、独断推論:137)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)…石原兄の指示を失念 Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)(ⅰ) 指示の意味
. 64ペ-ジ5行目
. 日帰り予定の携行品である
. (2019.06.19澤田再確認)もしもの時のビバーク用意はしていた
  「前穂高岳東壁遭難報告」より:携行品として、8㎜ナイロンザイル40m 1本。ハンマー2個、カラビナ10個、アブミ2個、捨て縄、ツェルト、サブリュック2個、ヘッドライト2個、マッチ、固形メタ、ローソク、それに個人装備として、各自毛糸セーター1着、靴下2、手袋、食料としてドーナツ15個、チョコレート3枚、干しぶどう、甘納豆、ピーナッツ、餅菓子、それに大型テルモスに詰めたミルク
. 資料3-1:19541222日~19551月「岩稜会冬山合宿前穂東壁遭難記録原本」・『三重大学山岳部会報』「前穂高岳東壁遭難報告」-澤田榮介
6. 誤記:08)、事実誤認:126)、独断推論:037)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)(ⅱ)指示の重要性と失念の危険性
. 65ペ-ジ後ろ6
. 澤田は予期せぬビバークで重い凍傷
. (2019.06.19澤田証言)凍傷であることにも気が付かなかった。気付いたのは救助されて登山靴を脱いだ時である。登山靴は伊藤経男からの借用品であり、小さかった
. 資料3-1:19541222日~19551月「岩稜会冬山合宿前穂東壁遭難記録原本」・『三重大学山岳部会報』「前穂高岳東壁遭難報告」-澤田榮介
6. 誤記:08)、事実誤認:026)、独断推論:138)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)(ⅱ)指示の重要性と失念の危険性
. 65ペ-ジ後ろ3
. 登攀の中止を実行していれば…。指示の失念は重いミスと言える
. TM:石原・澤田共に「指示」と認識しておらず、現場判断で最善の行動をしていたので、ミスとは決めつけられない
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:026)、独断推論:139)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)(ⅲ) …この指示の失念が総括されなかったことに関して
. 66ペ-ジ712行目
. 岩稜会が…総括していたら…批判を受けずに…機会もあった
. TM:「指示の失念」はなく、あくまでもビバーグは現地判断によるものであった。岩稜会への批判はナイロンザイルから目をそらさせようとする篠田やザイルメーカーの陰謀であった
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:127)、独断推論:140)、約束反古:01
---------------------------------

. Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)(ⅳ)指示が決められたいきさつ
. 67ペ-ジ26行目
. …合宿に先立つ1954.12.24石岡宅で…若山の起用を石原兄に了承を求め、次いで「…引き返すという指示」を二人で…合意されていた…
. (相田証言)遭難直後の状況下で、若山の遺体発見・収容、生還した2人の救急対策など当面の問題解決に追われている中で、なぜ若山を選んだのかなど石原兄を追及することこそ異常である。
   TM:石岡と石原兄の若山の起用の話し合いの真偽確認は不可能である。また「12.24石岡宅」は明らかに26日の誤り。(一郎は25日九州発)

. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:128)、独断推論:141)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ロ)(ⅳ)指示が決められたいきさつ
. 67ペ-ジ57行目・後ろ3行目
. …指示は2人で検討し合意していた。(後ろ3行目)高井は「石岡が…指示…メンバー…外部に漏らさない…雰囲気だ
. (相田証言)確認不能の高井の発言を、いかにも秘密めいて記述する湯浅の考えが理解できない。
   TM:裏づける証言も資料もなく、全くの憶測である

. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:028)、独断推論:142)、約束反古:01
---------------------------------

. Ⅳ. 4.1)(a)(ハ)…石原國利は登攀リーダーか、…誰の判断で…登攀を中止しなかったのか Ⅳ. 4.1)(a)(ハ)(ⅰ)前提となる記事、発言など
. 69ペ-ジ24行目
. アタック隊「3人は上下ではなく、横の関係でした」…あたかも…リーダーが存在しなかった
. (相田証言)石原は「下りることで生命に関わる危険性と登頂を続けることの危険性を比較して、登る方が危険性は少ないと判断した」と説明している。年長者(リーダー)として登頂継続を決めた、ということだ
. 

6. 誤記:08)、事実誤認:129)、独断推論:042)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ハ)(ⅰ)前提となる記事、発言など
. 70ペ-ジ後ろ3行目
. 石原は、告訴の危険性…意識して…「横の関係」を強調・発言
. TM:何ら関連性のない文章を引用して石原を貶めようとする記述である
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:143)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ハ)(ⅲ)横の関係と縦の関係…リーダーについて
. 74ペ-ジ1,2行目
. 責任がないという…責任感が全くないとの指摘にならざるを得ない
. TM:全く記述不要の文章を挿入し石原の人格を故意に傷つけようとするもの
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:144)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ハ)(ⅳ)チーフリーダーの指示の失念について
. 74ペ-ジ2行目
. 石原らが指示を失念することに繋がったことが考えられる
. TM:現地判断で行動しているなかで、認識のない「指示」を失念することはできない
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:145)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ハ)(ⅳ)チーフリーダーの指示の失念について
. 75ペ-ジ後ろ4,3行目
. 石原…早期に登攀中止・撤退を決めるべきであった
. TM:現場事情を無視した空論である
. 資料3-1:19541222日~19551月「岩稜会冬山合宿前穂東壁遭難記録原本」・『三重大学山岳部会報』「前穂高岳東壁遭難報告」-澤田榮介
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:146)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ハ)(ⅴ)石原國利自身も指示失念について総括していないことに…
. 76ペ-ジ後ろ3行目~77ペ-ジ1行目
. 「…備忘録」も明らか…今でも遅くないので…改めて総括すべきものと思われる
. TM:「…備忘録」には「指示」の記載はなく、〈「奥又合宿備忘録」=チーフリーダーの指示の存在〉と決めつけることは空論であり、暴挙である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:147)、約束反古:01
---------------------------------
1.      . 4.1)(a)(ニ)…岩稜会が指示の失念につき総括しなかった経緯… . 4.1)(a)(ニ)(ⅰ) 石岡の分析
. 77ペ-ジ1,2行目
. 石岡は…早い段階から…核心の問題として「…指示の失念」…にある
. TM:石岡に「指示の失念」の認識有り、は憶測に過ぎず、空論である
. 資料341985720日「高みへのステップ」p32-39-文部省、「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照。
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:148)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.1)(a)(ニ)(ⅱ)総括しなかったことについて
. 78ペ-ジ2,3行目
. 前述の石岡-高井会談で認めるまでの50年の間…
. TM:「自白を強要」するような常軌を逸する状況での会談であったが、石岡は何も認めていない
. 資料7520199月あづみ証言2
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:149)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.2) 遭難原因1‐(b)=力のない新人を…トップに立てたこと=
. 79ペ-ジ(表題)
. 力のない新人を漫然とトップに立てた
. TM:状況により五朗と交代したのであり、漫然ではない
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:150)、約束反古:01
---------------------------------
1.      . 4.2)(b)(ロ)澤田と相談することなく、若山とトップを交代…ミス… . 4.2)(b)(ロ)(ⅰ)トップの交代
. 80ペ-ジ4行目
. 「成り行き」で決めてもよいと言うかの如くである
. TM:現場の実情を理解せず、石原がミスしたと決めつけている
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:151)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.2)(b)(ロ)(ⅱ)横の関係と縦の関係
. 81ペ-ジ7,8行目
. 成り行きで交代…あってはならず、責任ある…判断をすべきであった
. TM:現場の実情を理解せず、石原を貶めるために無責任であると決めつけている
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:152)、約束反古:01
--------------------------------

. Ⅳ. 4.2)(b)(ロ)(ⅲ) …成り行きで…若山と交代…
. 82ペ-ジ8,9行目
. 石岡も「漫然と…トップを交代した…石原の重大なミス」と…叱責
. TM:「湯浅本」77ペ-ジに引用した「高みへのステップ」(文部省1985)を、石岡の文章と勝手に合成して、石岡が叱責しているかの如く記述している
. 資料341985720日「高みへのステップ」p32-39-文部省
6. 誤記:08)、事実誤認:029)、独断推論:153)、約束反古:01
--------------------------------

. Ⅳ. 4.2)(b)(ハ)なぜ澤田は自分がトップを交代しなかったのか
. 83ペ-ジ4,5行目
. 澤田に尋ねたが明確な返答が得られなかった
. TM80ページの「澤田証言」の通り「若山が駄目なら、夏ルートで再チャレンジすべきかと考えていた」
. 

6. 誤記:08)、事実誤認:130)、独断推論:053)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.2)(b)(ニ) 前記(ロ)(ハ)の…高井の次の指摘も同一である
. 83ページ(ニ)表題
. …高井の次の指摘も同一である
. TM:この高井の発言がいつ誰に何のためになされたか出所不明である
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:154)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.2)(b)(ニ) 前記(ロ)(ハ)の…高井の次の指摘も同一である
. 84ペ-ジ1,2行目
. 石岡が厳しく指摘するように…
. TM:どこに記載されているか出所不明である
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:155)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.2)(b)(ホ)交代の問題について…情報の公表・総括されないまま…
. 84ペ-ジ1行~85ペ-ジ6行目
. 石岡の石原・澤田への叱責の有無
. TM:やむを得ず発生したトップ交代を「問題」としてとらえ、推測だけで記述し、更に石岡の檄文を勝手に解釈し「石原を非難し、…叱責」などと記載
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:156)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 4.3)遭難原因1‐(c)=交代後のスリップについて=
. 86ペ-ジ35行目
. 若山のスリップと「吊り上げ」と一緒に検討する
. TM:湯浅がこの本で最も言いたいこと、「湯浅ストーリー」の狙いをここでさりげなく予告
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:157)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5. 遭難原因‐その2‐(d=検討を要す石岡の若山起用=
. 86ページ全文
. 東壁遭難の原因:「指示の失念」「トップの交代」「スリップ」「若山の起用」
. TM:本章では「若山の起用」はあってはならないこと、石岡の陰謀・石原兄と、極秘事項の如く記載されている
.
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:158)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)登攀隊員決定の経緯 Ⅳ. 5.1)(イ)メンバーの発表
. 87ペ-ジ1,2行目・88ペ-ジ後ろ2行目
. 石原兄が「石原、澤田、若山」と発表、石岡の希望…なくして選抜…考え難い
. TM:事前に異なる発表があったわけでもないのに、若山が加えられたことに対して、憶測で疑問が述べられている(若山起用陰謀説の創作)
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:159)、約束反古:01
 ---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ロ)もともとの東壁の登攀予定… Ⅳ. 5.1)(ハ)若山が追加されて登攀メンバーに加えられたこと Ⅳ. 5.1)(ハ)(ⅰ)若山は追加されたメンバー…
. 90ペ-ジ1行目~7行目
. 一郎が石岡宅に泊まった時に「五朗も連れて行ってやってくれ」と石岡から頼まれた
. (あづみ証言)石岡は岩稜会会長なので、合宿計画についての報告を受け、指導するのは当たり前のことであるが、登攀リーダーとして信頼していた一郎であるから、この合宿については全て任せていたと思われる。この晩は2人でしこたま呑んで、ヒマラヤ遠征の話に花が咲き気鋭を上げたに違いない。五朗については、登攀能力が増してきた話が出て「登れることがあったら登らせてやってくれ」くらいのことは言ったかも知れない。とにかくこの頃の石岡はヒマラヤ<ジャヌー>に恋い焦がれていた。犬の名にもジャヌーと付けた
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:160)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ハ)(ⅱ)合宿計画からは…判断される
. 91ペ-ジ4,5行目
. 東壁を登攀できるのは石原と澤田以外には室と森しかいない
. TM:室・森は2日上高地着で4峰登攀サポートメンバー。メンバー発表があるまで、澤田は、若山は2日には下山すると思っていたし、若山もそのつもりだったと思われる
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:161)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ハ)(ⅲ) …石岡の…談話がある
. 92ペ-ジ1,2行目
. 先立つ東壁の冬期初登攀の決行とその日時は、石原が決めた…
. (相田証言)東壁攻撃とメンバーは現地にいた石原兄が最終的に決め、石岡が事前に石原に強制したことはない。なぜなら〔195253日に引退宣言をして登攀リーダーを石原兄に交代〕石岡は石原に現地指揮者(チーフリーダー)を任せたからだ。東壁の登攀は、4峰正面攻撃の前に天候を見計らって行われたことを石原・澤田も語っている。当然合宿前に石岡家に宿泊した石原兄は、石岡と意見交換をしたと思われるが、それをナイロンザイル切断後になって、石岡の石原に対する指示や命令的なものであったと言い切ることは出来ない。
   TM:『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』12頁の引用文の通り、石岡は冬期初登攀と信じていたが、初登攀であったかどうか定かではない

. 資料44:文献45)2007125日『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:162)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ハ)(ⅳ)事前の行動からも言える
. 92ペ-ジ最終行~93ペ-ジ1行目
. 東壁の攻撃…メンバーは事実上決まっていた
. TM:状況により決定されるべきであり、決まっていなかった
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:163)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ハ)(ⅴ)澤田の「前穂高岳東壁遭難報告書」から
. 93ペ-ジ2,3行目
. 澤田らは意欲満々であったことが窺われる
. TM:あくまでも4峰初登攀を万全に期すためのラッセル等の行動を、東壁登攀のみが目的であったような記述
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:164)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ハ)(ⅵ)以上のことから言えること
. 94ペ-ジ610行目
. おそらく石岡は…若山も起用…若山以外…ナイロンザイルを…持たせる…しない
. (相田証言)全文憶測であるが湯浅は、石岡は実弟若山のためにナイロンザイルを購入したと言い切っている。この文章に、湯浅の本書の刊行の目的の一つが石岡に対する中傷であるかの如き感を受ける
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:165)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ハ)(ⅵ)以上のことから言えること
. 94ペ-ジ後ろ3行目~95ペ-ジの7行目
. 相田のコメントには「…荷揚げを黙々と…東壁の3人を選択した」とあるが…
. (相田証言)そんなコメントは存在せず、湯浅のでっち上げ作文である。「東壁を登るために石原らが黙々と荷揚げをした」とは岩稜会員から聞いたことがない。湯浅は単に想像しているのか、そのようなことを推測した人物に聞かされたことを「確かなことである」と、信じているかであろう
.

6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:166)、約束反古:01
---------------------------------
1.      . 5.1)(ニ)若山の起用を決めた具体的な経緯 . 5.1)(ニ)(ⅰ)昭和29年岩稜会総会から
. 96ペ-ジ2行目~9行目
. 石岡はじめ…目論んでいたと思われる
. (相田証言)「口にこそ出さないが」とか「若山を東壁に起用する事を目論んでいた」などの推測を断定的に記述しており、伝聞・憶測で作文している
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:167)、約束反古:01
--------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ニ)(ⅱ)石岡と石原一郎の…事前協議の存在
. 97ペ-ジ10行目~98ペ-ジ1行目
. 石岡は…石原兄を責めた記録はない。高井は「登攀…石原兄は…ぼやいていました」
. TM:高井の言葉だけが全てであるが如く引用しているが、従来の如く高井の発言の真偽・有無共に明らかではなく信用できない
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:168)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ニ)(ⅲ)遭難直後の電報や電話等から言えること
. 99ペ-ジ後ろ5行目~100ペ-ジ行目7行目
. 若山の起用を知っていた…無条件に詫びた
. (あづみ反論)湯浅が『岩と雪Ⅰ』を読んで、どうしてそう言い切れるのかさっぱり判らない。
   TM:石岡自身が若山の起用を決めた事実はないが、実父母への詫びは石岡が若山を山好きにさせたからである
. 資料211958620日『岩と雪Ⅰ』「ナイロンザイル切断事件の真相」-石岡繁雄著
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:169)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ニ)(ⅳ)ナイロンザイルの購入と若山の起用
. 100ペ-ジ後ろ2行目~1012行目
. 「安全には換えられませんから、大枚をはたいて買った…80m買い…40m1本持って入山したんです」…曖昧な説明である
. TM:事実関係を述べているのに「曖昧」と記述し理解不能
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:030)、独断推論:170)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ニ)(ⅳ)ナイロンザイルの購入と若山の起用
. 101ペ-ジ後ろ4,3行目
. 「松田と私〔高井〕にはナイロンザイルの提案はありません」
. TM:今更確認できない松田・高井を引き合いに出して、ナイロンザイルは石岡の独断と偏見で購入したと印象付けようとしているが、石岡は「ザイル祭り」の案内を岩稜会員にしており、全員に周知している。しかし高井は集まりに欠席し、正しい情報を得ないまま参加した可能性が高い。またナイロンザイルは、その後の冬期初登攀にも、もちろん使われたはずであるが、その前に切れてしまっている。東壁隊が登攀していなかった場合は、前穂高岳4峰正面冬期初登攀隊のいずれかの隊員が遭難していた可能性は高い
. 資料21954年「昭和30年度岩稜会計画書」
6. 誤記:08)、事実誤認:131)、独断推論:171)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ニ)(ⅴ)ナイロンザイルは何時購入されたのであろうか
. 102ペ-ジ9行目~11行目
. 195411月中旬以降…購入し、若山を…アタックメンバーに…決めていた
. TM:岩稜会昭和30年度冬山合宿計画書(1222日~110日穂高奥又白)の13名のメンバーに若山は記載(特別参加:南川・芦田)あるも、詳細の記載はない
. 資料21954年「昭和30年度岩稜会計画書」
6. 誤記:08)、事実誤認:031)、独断推論:172)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ニ)(ⅵ)石岡の若山の墓前での告白から考えられること
. 102ペ-ジ後ろ3行目~103ペ-ジ10行目
. 石岡は1975.11.11ナイロンザイル事件決着の報告…若山の墓前で「赦してくれ…」と、告白し、また『…氷壁・ナイロンザイル事件の真実』の中では「…山で死なせてしまった…」と記述している。この…告白は、石岡が若山を起用し…若山のためにナイロンザイルを買い与えた…と考えられる。…石原や澤田には詫びていない。…若山のために買ったという思いが強かったから…と思われる
. (相田証言)この文章を読むと、「湯浅本」の執筆意図が見えてくるようだ。結果的にはいくつかの推察を膨らませて、石岡に批判の矢を集中させる独善的で「初めに結論ありき」的な論法と言える。
   TM:「若山のためにナイロンザイルを買い与えた」事実はどこからも導き出せない。また(103ペ-ジ7,8行目)「石岡は…パートナーだった石原や澤田には詫びていない」は、言いがかりとしか言えない。1955.1.4石岡は見越の実家に「父上母上最大の不幸をお詫びします。しかし、他の二名が無事だったことを感謝します」と打電している。石原と澤田への詫びの気持ちが無くては打てない文面である

. 
6. 誤記:08)、事実誤認:031)、独断推論:173)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.1)(ニ)(ⅵ)石岡の若山の墓前での告白から考えられること
. 103ペ-ジ後ろ4行目~最終行
. 高井談「四峰パーティにも詫びない…恨むのは異常だ…詫びなくてはならない」
. TM:(101頁後ろ4行目)高井談「松田と私にはナイロンザイルの提案はありません…」事実無根の記述をし、「四峰パ-ティにも詫びない」と矛盾した抗議を記載。計画通りナイロンザイルを持って登り、切れていれば自分たちが犠牲になったはずなのに、本来は感謝すべきではないのか
. 
6. 誤記:08)、事実誤認:132)、独断推論:174)、約束反古:01
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. Ⅳ. 5.1)(ニ)(ⅶ)「奥又合宿備忘録」の「バッカスの注意」の記載から言えること
. 104ペ-ジ~105ペ-ジ(ⅶ)の全文
. 「備忘録」室3談の引用と、湯浅から石岡への質問と、若山起用にともなう石原兄への諸注意
. (あづみ証言) この備忘録は、遭難当時の緊張し情報が錯綜する中で上田が、メモのようなものを基にまとめたものである(後半部分に明らかに文字の違うところが何か所もあり、その中には石原の文字も含まれる)。そのため間違いがある。湯浅は石岡から「バッカスの注意」を確認できず、「若山起用にともなう諸注意」と独断で推測している。また、(105 1行目)「敏ちゃん」室のことを岩稜会では「とっちゃん」と呼んでいたので間違い。要するに湯浅は私でも知っている岩稜会のことを判っていない。
 TM:「バッカスの注意」は誰の発言か、また、バッカスは何を残念がっていたのか? なぜ湯浅は高井の見解を記載していないのか? いずれにせよこの室3談は不思議な文章である。室12談で1日~5日までの報告がなされているのに、急に再び「2日朝」の話に戻っている。まるで別の語り手の話のようである

. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:19)、事実誤認:032)、独断推論:175)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.2)若山の起用を決めた…石岡の心境‐「岩と雪Ⅰ」から‐
. 105ペ-ジ~107ペ-ジ(2)の全文
. 若山起用に対する石岡の不安を示す『岩と雪1』の引用をして心境の分析をし、(1074行目)「若山の未熟な技術をあれこれ考えた」
. (あづみ証言)「湯浅本」1074行目の「若山の未熟な技術をあれこれ考えた」)は、湯浅の勝手な思い込みである。東壁遭難から3年半ほど経ってから発行されたこの『岩と雪Ⅰ』の前半では、石岡は多分に文学的表現を使い、また思い込みと事実ではないことも書かれている。「湯浅本」文献25)の資料『岩と雪Ⅰ』の中に紫線で記した部分がそうである。
 「(五朗が)岩稜会に入り」は、石岡だけが思い込んでいたフシがある。
 「たまたま私は所用のため、参加することが出来なかった」については、誤りである。石岡は195253日に登攀隊リーダーの場を一郎に譲り現役を引退している。それからは冬山合宿には参加していない。1955年元旦は3回目の鈴鹿実家で過ごす正月であり、上機嫌で家族の声を録音している。したがって「私は珍しく正月を田舎の家で」も誤りであるし、「強い不安な心境」も時が経っての思い違いであろう。
 また穂高合宿(1954424日~57日)で五朗叔父は、部隊長と共に積雪期の前穂北尾根45のコル前穂高頂上吊尾根を登り、三重大山岳部の北岳合宿(719日~28日)では、バットレス、第1尾根・第2尾根・第3尾根・第4尾根を國利、澤田とパーティを組んで攀じた経験があった。積雪期の初登攀のような大きな登攀の場合のパーティは2というのがセオリーであったが、五朗叔父は、登攀能力がメキメキと上達してきていたので、2日には帰らなければならないところを、石原一郎リーダーは押して登攀隊員に加えた。

 父は、五朗叔父の岩登り技術を岩稜会の中ではせいぜい中の下くらいに思っていたが、この年の暮に、名古屋の自宅を訪れた五朗叔父は「藤内壁のジャンダルムのトラバースができた」と報告した。ジャンダルムのトラバースは藤内壁のルートの中でも難しいルートであったので、とても喜んで2人で祝杯をあげた。嫡男を持たない父は、17歳も年の離れた末の弟を我が子のように可愛がり、幼いころから山へ連れて行った。その弟が岩登りに優れていることが判り、どんなに嬉しかったであろう。姉の言によれば、この頃五朗叔父は名古屋の家を始終訪れては、父と山の話をしていたと言う

. 資料211958620日『岩と雪Ⅰ』「ナイロンザイル切断事件の真相」-石岡繁雄著
6. 誤記:110)、事実誤認:032)、独断推論:176)、約束反古:01
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1.      . 5.3)若山の起用は軽率であった . 5.3)(ⅰ)新人の起用はリスクがあったこと
. 107ペ-ジ1行目
. 若山は…三重大学山岳部員…遭難後に便宜上決めた…岩稜会会員
. TM:澤田も岩稜会会員で三重大学山岳部員であった。石岡はナイロンザイル切断原因追及を三重大山岳部に任せず岩稜会の問題として捉え、会内の同意を得て活動したので、必然的に若山は会員として取り扱った
.
6. 誤記:010)、事実誤認:133)、独断推論:076)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.3)(ⅱ)では…なぜ…若山起用にこだわったのであろうか
. 108ペ-ジ1行目~6行目(234ペ-ジ9行目~11行目)
. 石岡は、計画段階から精力的に冬山合宿について検討を加えており、とくにザイルについては熱心であった。あたかもこの合宿には深く関係していないような印象で述べているが、実際は、石岡は自ら合宿計画からナイロンザイル購入に至るまで采配を振るっていた
. (あづみ反論) 登攀リーダーとして信頼していた一郎であるから、この合宿については全て任せていたと思われる。一郎奥又合宿参加前夜は2人でしこたま呑んで、ヒマラヤ遠征の話に花が咲き気鋭を上げたに違いない。ナイロンザイルの購入については、合宿用にこだわらず、1954年に発足した名古屋大学ヒマラヤ遠征会(石岡の考えでは実際の遠征者は岩稜会員がほとんど)での使用も考慮に入れての購入であった。したがって湯浅の論拠とする「精力的に冬山合宿について検討」は間違っている。その頃の石岡はより高みへの道を模索していた。
   TM1952.5.3リーダー引退した後、石岡は同12月に名大学生部に就職し、以後名大のヒマラヤ遠征計画に主体的に関わった。同時に岩登り技術の指導や執筆にも熱心であった。一方岩稜会も精力的に穂高の開拓に努めており、会長である石岡と登攀リーダーの石原兄の役割分担は明確であった。ヒマラヤ遠征計画にも意欲的に取り組む石岡は新しい登山装備や道具にも関心が強く、マナスル遠征隊にも使用されたナイロンザイルにも強い関心があった。湯浅が言うように「弟のためだけに購入し、使用させようとした」つもりは全くなく、純粋にハイテク製品に対するあこがれはあったと思われる
. 資料119541122日付毎日新聞夕刊「映画『白き神々の座』と冬山」座談会-熊沢・浜野・村田・水野・石岡
「石岡繁雄の一生」HP https://shigeoishioka.com/new49.html
6. 誤記:010)、事実誤認:033)、独断推論:177)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.3)(ⅱ)では…なぜ…若山起用にこだわったのであろうか
. 108ペ-ジ後ろ2行目~109ペ-ジ2行目
. 若山の…起用は軽率であった
. TM:再発防止対策・リスク管理の基礎を無視した暴論。若山の起用とザイル切断は全く無関係である
.
6. 誤記:010)、事実誤認:134)、独断推論:077)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.3)(ⅲ)以上検討した結果
. 109ペ-ジ4行目
. 談話は、…検討結果と大きく食い違っている
. TM:若山の起用がナイロンザイル切断の隠された要因であるかのごとき自論を主張しているが、まったくの誤りであり、暴論である。ナイロンザイルの岩角欠陥が事前に認知できていれば墜死事故は防止できたことに先ず目を向けなければならない
.
6. 誤記:010)、事実誤認:034)、独断推論:178)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.4)(ⅰ)石岡は若山の起用を依頼したのか
. 109ペ-ジ最終行~110ペ-ジ1行目
. 若山も連れて行ってやってくれ
. TM:発言の有無は不明であるが、例えあったとしても本来何の問題もないはずである
.
6. 誤記:010)、事実誤認:034)、独断推論:179)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.4)(ⅱ)石原兄はなぜ反対できなかったのか
. 110ペ-ジ4行目~9行目
. 岩稜会の体質が大いに影響…石原兄は石岡から要請を受ければ断ることのできない立場であった
. TM:推測だけで岩稜会と石岡・石原兄を誹謗し、貶めようとする記述
.
6. 誤記:010)、事実誤認:135)、独断推論:180)、約束反古:01
---------------------------------
1.      . 5.5)新人・未熟と思われる若山起用が問題にされなかった… . 5.5)(ⅰ)新人の人選は問題あること
. 113ペ-ジ1行目~4行目
. 若山を起用しなければ…墜落死…なかった…石原も…澤田とともに若山起用の犠牲者とも言える
. TM:真の再発防止対策とは程遠い、なんら責任のない無過失犠牲者をあざ笑うに等しい暴論である
.
6. 誤記:010)、事実誤認:136)、独断推論:181)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.5)(ⅱ)事前に…協議がなかった…
. 113ペ-ジ3行目~5行目
. 岩稜会の初登攀…新人の追加は…石原や澤田のミスを誘う契機になる
. TM:初登攀ではなかった。計画書のどこにも「勘違いにしろ」初登攀という表現は無い。
  (あづみ証言)本論78ペ-ジの4.で記したように、石原・澤田と若山は前年に何度も共に登攀した経験を持ち、新人とは言いがたい
. 資料3519875月『岩稜』p66,67
6. 誤記:010)、事実誤認:137)、独断推論:182)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 5.5)(ⅲ)新人の…情報公開・検討
. 114ペ-ジ1,2行目
. 新人の起用経過について、ほとんど情報も明らかにされず…
. (2019.06.19澤田証言)若山起用はこの時初めて聞いて不思議に思った。
   TM:秘密にされる必要はなかったし、その証拠もない

.
6. 誤記:010)、事実誤認:138)、独断推論:082)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅳ. 6. …登山・登攀行為の…総括されなかったことから関係者が負った重荷
. 114ペ-ジ~116ペ-ジ全般
.
. TM:ナイロンザイル事件の本質や当事者の被った長期間の苦しみを無視し、誤った事実を根拠に、あたかもザイル切断は防止できたかのような暴論に終始している
.
6. 誤記:010)、事実誤認:139)、独断推論:183)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅴ. ナイロンザイル切断について V. 1. 石岡の…切断原因解明の決意とその手法 V. 1.1) …切断原因解明の決意
. 118ペ-ジ2行目
. すべての情報を自ら掌握した上でナイロンザイル切断の原因解明を始めた
. TM:誤解を与える表現である。石岡は決して全ての情報を把握していなかった。石岡は暗中模索のなかで自らの力を頼りに実験し、悩み苦しみ続けたのが実態である
.
6. 誤記:010)、事実誤認:140)、独断推論:184)、約束反古:01
---------------------------------
1.      V. 1.2)東壁登攀を省いての…方針… V. 1.2)(ⅰ)東壁登攀を省いての…方針…
. 122ペ-ジ3,4行目・9行目~後ろ3行目
. (3行目)備忘録 4行目)石原らが若山が墜落の際「吊り上げようとした」…直前の事実 9行目~後ろ3行目まで)石岡は細心の注意を払ってその情報が洩れないようにし、総括が行われなかった
. 2019.6.5石原証言)「吊り上げ」はしていない。単に確保をしていただけである。
   TM:墜落時の状況から、確保者から離れる方向に動こうとしたパートナーを、手前上方の岩を介して、手前に引くような「吊り上げ」は絶対に行われるはずがない。湯浅の本書出版の真の目的は「岳人のための再発防止」を標榜しているが、自らの思い付きに酔いしれてしまい、「高井の遺志」を隠れ蓑に「殺人と殺人ほう助事件」(湯浅ストーリー)を世に出すことではないのか

. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:010)、事実誤認:141)、独断推論:185)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 1.2)(ⅱ)東壁登攀を省いての…方針…
. 123ペ-ジ5行目
. 合目的的…恣意的に過ぎ、独断専横的…問題提起と検証…
. TM:石岡の真摯な取り組みを貶めている。「恣意的」「独断的」こそ、湯浅は自らの姿勢を表現している如しで笑止
.
6. 誤記:010)、事実誤認:041)、独断推論:186)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 2. 公開実験について
. 124ペ-ジ後ろから4行目
. 「吊り上げようとする」…条件を抜き…十分な検証実験となっておらず
. (2019.06.22森泰三証言)岩稜会の古参会員も、カラビナを通して吊り上げることはあったが、このような岩角に掛けての「吊り上げ」という登山方法を知らない。
   TM:「備忘録」の中の「吊り上げ」という実態不明な言葉に着想を得て、遭難の実情とは無関係な状況を創作し、「湯浅ストーリー」を展開するための伏線としている。2019.09.21の電話での質問に対して、石原は「ザイルを掛けた岩は、程近くにありザイルを掛けるのには苦労しなかった」と答えている。石原と替わった五朗は頭上のオーバーハングを超えられず、右へトラバースして50cm左足を滑らし、振り子状に墜落したものであり、確保者がザイルを引いて「吊り上げ」るような状況になかった。この点湯浅は東壁の現場を理解していないと思われる。
   (あづみ証言)NITEの菊池が指摘する通り、「ナイロンザイルは鋭い角にかけると切れる」ということが重要であり、どちらの角で切れたかということは問題ではない

.
6. 誤記:010)、事実誤認:142)、独断推論:187)、約束反古:01
---------------------------------
.  V. 3. トップの交代後の…報告書… V. 3.1)従来公開されている報告書
. 125ペ-ジ~136ペ-ジ
. ①~⑩と書かれた資料の紹介
. 従来から公開されている資料と2006年に新発見したと主張する「奥又合宿備忘録」を対比させ、「吊り上げ」によって若山は墜落(結果的に墜死)したとの「湯浅ストーリー」に導入するための10ページにも及ぶ引用としか思えない
.  ①③④資料1819567月浄書版『ナイロン・ザイル事件』、⑥資料301974115日『穂高に死す』-安川茂雄、⑦資料3319777月『ナイロンザイル事件報告書』-岩稜会、⑧資料39200331日『岳人』669号「ナイロンザイル切断事件から半世紀」-石岡繁雄・中川和道・久保利永子、⑨⑩資料44:文献62)2007125日『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』
6. 誤記:010)、事実誤認:042)、独断推論:188)、約束反古:01
---------------------------------
.  V. 3.1)⑨「氷壁・ナイロンザイル事件の真実」(石岡)20071月発刊
. 135ペ-ジ(⑨囲み部分全部)
. 石原君が岩の割れ目を登って頭上に突き出した…石原君の大腿部をかすめるようにして、若山は谷底に転落していったそうなんです
. (相田証言)湯浅は「そうなんです」の部分に打点をほどこして強調しているが、この「そうなんです」は、石岡が相田に説明する際に「ずり落ちた」を「ずり落ちたそうです」と、言ったことだ。決してあやふやな話を伝聞形式で語ったものではない。確実な情報でも他人に説明する際には「……なんです」という断定話法を穏やかにするために、「……なんだそうです」という言葉遣いをする。湯浅がとり上げたケースは、それに当たるものだ
.  資料44文献62)2007125日『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』
6. 誤記:010)、事実誤認:143)、独断推論:088)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 3.2)⑪ ⑫ 遭難後50年経過…「奥又合宿備忘録」の中の報告
. 138ペ-ジ⑪室1談・139ペ-ジ⑫室3談・140ペ-ジ⑫同
. 「奥又合宿備忘録」の一部「第12報」を記載
. TM:誰が誰に聞いた話か不明瞭で、湯浅が新事実と主張する「吊り上げ」の意味も不明で、岩稜会員の共通用語には無い。「湯浅本」の以後の記述はこの「吊り上げ」があったことをもとに創作されている。前述したが、特に「室3談」は急に「室1談」で報告済みの2日の出来事に戻り、しかも違う内容となっている。しかも「室3談」は104ペ-ジに続き139140ペ-ジにも掲載され、「岩にかけてつり上げようとした」ことを4回も記載している。湯浅が如何に「吊り上げ」を強調しようとしているか良く判る。しかし、五朗の場合、確保者が吊り上げる状況はあり得ないことは本論83ペ-ジの4.で説明したとおりである
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:010)、事実誤認:043)、独断推論:189)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4. 今回の検討で判明した新事実‐石原の「吊り上げ」
. 140ペ-ジ~148ペ-ジ4.の全文
.
. TM:上記の通り、「奥又合宿備忘録」の「吊り上げ」の意味は不明であるが、2019.6.5石原証言の通り、石原による「吊り上げ」はなかった(→湯浅の幻想=湯浅の創作である)
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:010)、事実誤認:043)、独断推論:190)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.1)「吊り上げ」に関する報告
. 140ペ-ジ1行目~3行目
. ⑫の「備忘録」の記載からは、石原が登攀できなかった壁を、石原は「吊り上げ」により乗り越そうとして「吊り上げ」が行われた
. TM:「備忘録」には「國さんに変わって五朗ちゃんがトップになった。岩にかけて吊り上げようとした」と書かれている。非常に判りづらい文章である。しかし、「石原は『吊り上げ』により乗り越そうとし」とはどこにも書かれていない。先記述は誤記である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:111)、事実誤認:043)、独断推論:090)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.2)「吊り上げ」の事実は、正面から取り上げ検討されるべき
. 140ペ-ジV. 4. 2〔タイトル〕
. 「吊り上げ」の事実は、正面から取り上げ検討されるべき
. TM: 新発見したと主張する「奥又合宿備忘録」の検討の重要性を強調し、自論に導こうとしている
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:043)、独断推論:191)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.2)(ⅰ)
. 140ペ-ジ~141ペ-ジ(ⅰ)全文
. …「奥又合宿備忘録」に明確に記載されており…登攀をアシストする…ザイルの力を加えることを「吊り上げ」として…
. TM:言葉としての「吊り上げ」は記載されている。しかし、掛けた岩から右側へ離れていこうする五朗を、反対側(左上)から力を加えたらどうなるか火を見るよりも明らかである。そのような行為を登攀のアシストとして、「吊り上げ」があったとする湯浅の主張は成り立たず、空論・暴挙と言っていい
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:043)、独断推論:192)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.3)(ⅱ)
. 141ペ-ジ13行目
. 総括や検討は、事実に基づき…真摯になされるべき、(3行目)また「吊り上げ」は…ままなされる
. TM:(1行目)の記述は、湯浅こそ、そうあって然るべきではないのか。(3行目)同上
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:144)、独断推論:193)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅲ)
. 142ペ-ジ3,4行目
. 「吊り上げ」に関する記載はない。…澤田と石原に確認した
. TM:やってもいない「吊り上げ」に関する記載があろうはずはない
.
6. 誤記:011)、事実誤認:145)、独断推論:093)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅲ)(a
. 142ペ-ジ・143ペ-ジ(a)全文
. 澤田証言:2008.7.21(まるは寿司)と同8.27(電話)の話の内容が違う
. TM:(2019.0619澤田証言)2008.08.27の電話での回答と同じ
.
6. 誤記:011)、事実誤認:146)、独断推論:093)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅲ)(b
. 143ペ-ジ・144ペ-ジ(b)全文
. 石原証言:2008.8.28(電話):ザイルが弛まない程度に引っ張っていた
. TM:(2019.06.04石原証言) 「ザイルが弛まない程度に引っ張っていた」が、湯浅君から「吊り上げ」について聞かれたことはなかった
.
6. 誤記:011)、事実誤認:147)、独断推論:093)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅳ)
. 144ペ-ジ2行目・11行目・最終行
. 澤田は若山が墜落…見ていなかった…本当にそうか (11行目)「墜落…ザイルのショックが全然ない」とは澤田が感じたのか。(最終行)最も信憑性の高い「奥又合宿備忘録」に「吊り上げようとした」という行為があった
. (2019.06.19澤田証言)自分の位置からは若山は見えなかった。
   TM:当時連続して発生したナイロンザイル切断事故の当事者は3件とも「ショックを全く感じなかった」と証言しており、石原が感じなかったと同様、澤田が感じないのは当然である。「奥又合宿備忘録」は貴重な資料であるが「最も信憑性が高い」というにはあまりにも多くの不明点がある。状況から見ても、湯浅の言う確保者による引張りとしての「吊り上げ」は無かった
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:047)、独断推論:194)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅴ)
. 145ペ-ジ・146ペ-ジ(Ⅴ)全文
. 内容は吊り上げに関する記載:石岡が「吊り上げ」行為に関して報告書等に記載していないこと、転落時の状況の記述は歯切れが悪いと記述し、内心忸怩とした気になった…
. (あづみ証言)備忘録のみを正として、当事者の石原・澤田の言を無視し、論理を展開する湯浅の意識に当惑する。湯浅は父のしたことは合目的的・恣意的検討・総括と述べているが、湯浅の検証こそ、間違った真実を真に受けて、それに合わせるように資料の中の適合部分のみを抜き出して、つなぎ合わせた湯浅ストーリーを展開している。これは石原と父に対する冒涜である。(164頁)V. 5.5)(ⅲ)も同様
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:148)、独断推論:195)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅴ)
. 145ペ-ジ後ろ5行目~3行目
3.  また「氷壁・ナイロンザイル事件の真実」の中の石岡の発言では「…50センチほどずり落ちたそうです」とか「転落していったそうなんです」としているが、石岡の発言としては非常に歯切れが悪いし、違和感があるものと思われる
.  (相田証言)湯浅は「そうなんです」の部分に打点をほどこして強調しているが、この「そうなんです」は、石岡が相田に説明する際に「ずり落ちた」を「ずり落ちたそうです」と、言ったことだ。決してあやふやな話を伝聞形式で語ったものではない。確実な情報でも他人に説明する際には「……なんです」という断定話法を穏やかにするために、「……なんだそうです」という言葉遣いをする。湯浅がとり上げたケースは、それに当たるものだ
.  資料44:文献62)資料2007125日『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』
6. 誤記:011)、事実誤認:149)、独断推論:196)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅴ)
. 146ペ-ジ2行目
. 「奥又合宿備忘録」に「吊り上げ」が記載されている
. TM:またしても繰り返しであるが、湯浅の言う意味での「吊り上げ」行為は無かったし、あり得なかった
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:049)、独断推論:197)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅵ)
. 146ペ-ジ2行目
. 「奥又合宿備忘録」は、室がベースキャンプで…聞き取りした事実を石岡にも伝え、鈴鹿に戻って上田に伝え、…記載された経過がある
. TM:室が誰に何を聴いたのか、また室が上田にどのように伝えて、上田がどのように記録したのか、5W1Hが不明確であり、したがって「備忘録」の記載事項は曖昧である。湯浅はむしろそれを好として好き勝手に解釈して「湯浅ストーリー」を創作した。(室3談)の不自然な「2日」の記述は、高井の意志による「追記」と推論され得る
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:150)、独断推論:198)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅵ)
. 146ペ-ジ1,2,7,後ろ2
. (1,2,7行目)「奥又合宿備忘録」を3回記載 (後ろ 2行)〔吊り上げに関して石岡・石原・澤田には〕むしろ事前の協議があったのではないか
. 2019.06.19澤田証言)前協議などしていない。吊り上げは当時普通の登攀技術として用いられていた。ただし湯浅の言う「吊り上げ」とは全く違う。困難な登攀の際に、登攀者が上にあがる時に「行くぞ」と声をかけ、確保者は登攀者の補助として力を貸すように吊り上げることを「吊り上げ」と言った。登攀者の指示なく吊り上げることは決してないし、もちろんこの時も行われなかった。湯浅は当時の登攀について知らず勝手な解釈をしている。協議などあろうはずがない。石岡は最初、石原の確保を「吊り上げ」と言っていたが、岩登りを知らない人に誤解を招くので、この言葉は使わなくなったのではないかと思う
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:151)、独断推論:199)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 4.4)(ⅶ)
. 147ペ-ジ4,5行目、最終行
. 「奥又合宿備忘録」すら明らかにしなかった。(最終行)合目的的…恣意的検討や総括となっている
. (あづみ証言)湯浅は父のしたことは合目的的・恣意的検討・総括と述べているが、湯浅の検証こそ、間違った伝聞や記録を真に受けて、それに合わせるように資料の中の適合部分のみを抜き出して、つなぎ合わせた湯浅ストーリーを展開している。これは石原と父に対する冒涜である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:152)、独断推論:1100)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5. ナイロンザイルの切断についての検討 (2) …石岡の詳細図の比較検討
. 157ペ-ジ~159ペ-ジ全文
. ⅰ~ⅻ 図①-図⑥の細部の違いを記述
. TM:石岡等が作成時、状況に応じてベストとして作成した図を、各々を恣意的に作図した如く解説している
.
6. 誤記:011)、事実誤認:052)、独断推論:1101)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.3)信憑性が高いと思われる図①
. 159ペ-ジ4,5行目
. 図①によると「吊り上げ」が行われた…示唆
. TM:湯浅は自らの妄想のエビデンスを求めて検証。図は各々信憑性は同じであり、自説に合ったものだけを良しとするのは偏見である
.
6. 誤記:011)、事実誤認:052)、独断推論:1102)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.4)なぜ幾つもの図がある…
. 160ペ-ジ9行目~11行目
. 石岡は脆弱性究明には図④…「告訴」には図②…「吊り上げ」…
. TM:得意のいいところ取りの推測を記述。「…ナイロンザイル事件の真実」本に書かれた図は、図①を判り易くイラストレーターが作図したものである2019.07.04あるむ編集担当川角に確認)

.
6. 誤記:011)、事実誤認:052)、独断推論:1103)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.5)なぜ、石岡は「吊り上げ」を…検討しなかったのか
. 161ペ-ジ表題
. なぜ、石岡は「吊り上げ」を…検討しなかったのか
. TM:「吊り上げ」に関しては定義が曖昧であるが、敢えて「登攀者の登攀を補助するために、確保者がザイルを使って引っ張り上げること」とした場合、関係者の証言から「吊り上げ」は無かった。墜落時の状況からみても「吊り上げ」はあり得ない。したがって、本書で湯浅が繰り返す「吊り上げ」に関する記述は空論である
.
6. 誤記:011)、事実誤認:052)、独断推論:1104)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.5)(ⅰ)昭和3086日の現場検証…
. 163ペ-ジ1行目~3行目
. 現場調査結果から「吊り上げ」の前提なく…確保者側と記載
. TM:石岡等は現地調査で奇跡的に残った「糸くず」の付着(溶着)から切断位置を確定した。実際に確保者側の岩角の方が鋭角であり、確保者が「吊り上げ」したため確保者側で切断した、とはならない
. 
資料16195586日「前穂高東壁事件の現場調査」
6. 誤記:011)、事実誤認:153)、独断推論:0104)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.5)(ⅱ)墜落者側…確保者側で切れたか曖昧になっていた…
. 163ペ-ジ後ろ3
. それ以降、「吊り上げ」の有無が…どちらの岩角を支点として…墜落したか、という問題は曖昧にされ、明示的な検討は行っていなかった
. TM:事実無根で「吊り上げ」に執着する湯浅の妄言である。石岡にとってザイルが岩角に弱いのでは?という疑問の解明が喫緊の課題であり、現場検証で切れた岩角が特定できており、あいまいな点はなかった。後述で湯浅が主張する「湯浅実験」の結果からも「吊り上げ」を証明する事実は何も報告されていない
.
6. 誤記:011)、事実誤認:153)、独断推論:1105)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅴ. 5.5)(ⅲ)石岡の、遭難52年後になっての追加記載の意味
. 164ペ-ジ~165ペ-ジ(ⅲ)全文
. さすがに、石岡は…「吊り上げ」を示唆し「…コメント」も加筆した…
. TM:(ⅲ)全文にわたって事実無根で無礼極まりない暴言である。1955.1.25付中勢病院入院中の岩稜会宛葉書で石岡の心情が良く分かる
. 資料101955125日付岩稜会宛石岡からの葉書
6. 誤記:011)、事実誤認:053)、独断推論:1106)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.6)「吊り上げ」はいつ行われたか
. 165ペ-ジ~166ペ-ジ引用文終わりまで
. ①「奥又合宿備忘録」(室3談)②「ナイロン・ザイル事件」1955.8.6遭難現場調査記録、③「前穂高岳東壁遭難報告書」の各一部引用
. TM:①湯浅氏が最重要としている文章であるが、室がいつ誰から聞いたことかも不明で、文脈もバラバラで検証されていない。「吊り上げ」の言葉だけを捉えて想像を膨らませるのは妄想である。本論89ペ-ジでも触れたが①(室3談)の不自然な「2日」の記述は、高井の意志による「追記」と推論され得る
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:053)、独断推論:1107)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.6)(ⅰ)
. 167ペ-ジ9行目
. 「吊り上げ」が行われて不安定になり、若山は左足を滑らせ…
. (あづみ証言)この記述は、暗に「石原が若山を吊り上げたので、足を滑らせ滑落させた」と言っている。言い換えれば、石原が若山を滑落に導き、死に追いやった、と主張していると同じであり、看過できない
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:154)、独断推論:1108)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.6)(ⅱ)
. 167ペ-ジ2,3行目
. 相互の連携の問題もあり…若山のミスだけではスリップしたと決め得るものではない
. TM:引用資料の言葉の一部をつなぎ合わせて現場状況を作り上げ、現実にはあり得ない事態を妄想し、殺人事件をでっち上げようとしている記述で、許されない
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:054)、独断推論:1109)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅴ. 5.7)「吊り上げ」で若山は…墜落したと考えられること
. 168ペ-ジ9,10行目
. 「吊り上げ」とタイミングが合わずバランスを崩しスリップ…
. (2019.06.04石原証言)「吊り上げ」はしていない。
   TM:湯浅の妄言である

. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:155)、独断推論:1110)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.7)「吊り上げ」で若山は…墜落したと考えられること
. 168ペ-ジ後ろ3,2行目
. おそらくは「吊り上げ」時にザイルについた傷もあり…
. TM:なんら検証されていないことを憶測で記載
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:055)、独断推論:1111)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.7)「吊り上げ」で若山は…墜落したと考えられること
. 169ペ-ジ7行目~9行目
. 「吊り上げ」のような…大きな力がザイルに…振り子のように落下する
. TM:若山は石原から遠ざかる方向に移動しようとしており、後ろから引っ張るような力はザイルには加わっていないので、若山はスリップし、まず真下に落ちたはずである
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:055)、独断推論:1112)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.8)どちらの岩角を支点としてナイロンザイルは切断したか
. 171ペ-ジ後ろ3
. 「吊り上げ」も関係…石岡は…一応の発表をしている
. TM:事実無根、石岡からの聴き取りもなく、想像だけで記述した妄言である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:156)、独断推論:1113)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.92つの支点…どちらでザイルは切断したか
. 172ペ-ジ4,5行目
. 現場の確認では…確保者側で…切断した
. TM:既述の通りあくまでも糸くずの付着からの結論である。岩角ではザイルは縦に滑れば切断せず、滑らなければ0.07秒ほどで切断する
.
6. 誤記:011)、事実誤認:056)、独断推論:1114)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.102つの支点を持った架台での実験からの検討
. 173ペ-ジ表題
.
.  TM:東壁での事実は、体重64㎏の五朗が50cmスリップして8㎜のナイロンザイルが、墜落者側よりも鋭利だった確保者側で切れた。自論を導き出すための恣意的な検討である
.
6. 誤記:011)、事実誤認:157)、独断推論:1115)、約束反古:01
--------------------------------
. V. 5.10)(ⅰ)実験の条件
. 173ペ-ジ1行目~最終行
. 石岡の木製架台…0.75㎜のナイロンテグス…7-13㎏の重錘を用いた。…人が立って固定した
. (あづみ証言)木製架台の実験を模したと湯浅は書いているが、全く違った実験である。
   TM:「伝える会」のミニ実験機では、33つ撚りナイロンロープは錘1㎏ 、落下60cm程度で切れるので、「湯浅実験」の結果に違和感を覚え、当会のミニ実験機による検証実験をした
. 資料619551月~11月木製架台の実験〔冊子『ナイロン・ザイル事件』より転記と写真〕、本論のⅢを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:057)、独断推論:1116)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.10)(ⅰ)実験の条件
. 173ペ-ジ13行目
. 石岡の木製架台…中心に5cmx10cmx130cmの角柱を取り付け
. TM:本構造では、強度的不安もあるが、7㎏~13㎏の重錘を振り子式に落下させた場合、100x50㎜の角柱に衝突させることなく安全に繰り返し実験をすることは困難である
. 本論のⅢを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:057)、独断推論:1117)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.10)(ⅰ)実験の条件
. 173ペ-ジ3,4行目
. その先端に6cmx10cmx0.5cmの鋼板を取り付けた
. TM:支柱である角柱100x50㎜の天場に貼られた100x60㎜の厚さ5㎜の鋼板(鉄板か?)であり、90度の面取りのない岩角模型とは程遠く、衝撃落下試験をするためには不適格である
. 本論のⅢを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:057)、独断推論:1118)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.10)(ⅰ)実験の条件
. 173ペ-ジ4,5行目
. ナイロンロープの代わりにTORAY白鱗20号(0.75㎜)のナイロンテグスを用いた
. TM:石岡実験で使用された4㎜の3つ撚りナイロンロープではなくとも、少なくともミクロンファイバーを有するナイロンロープ素材を使用すべきところ、全く類似性のないナイロン製テグス20号(0.75㎜Φ)を使用しており、ナイロンロープの衝撃試験としては不適当である
. 本論のⅢを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:057)、独断推論:1119)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.10)(ⅱ)実験の結果
. 175ペ-ジ1,2行目
. 12㎏の重錘を用いたところ、テグスは切断しなかったが、13㎏の重錘を用いた実験では、以下のとおり、すべて確保者側で切断
. TM:「伝える会」は74日~825日の間に延べ5日間17名で、3つ撚りナイロンロープ3㎜Φとナイロンテグス0.74-0.75㎜Φについて、荷重0.5㎏~9.6㎏を用い、各種実験を合計55回実施した。その主な結果は、①590㎜の自由落下では、テグス0.74㎜Φは0.55㎏以上で切断し、ロープ3㎜Φは1㎏で切断する。②「湯浅実験」を模したテグスの振り子落下では、面取り無し刃の場合、テグスは3.3㎏以上で切断するが、切れる位置は概ね確保者側であるが、落下者側の場合もある。④同振り子落下で、面取り有り刃の場合、4.4㎏以上で切断するが、全て落下者側で切断した。この結果、「湯浅実験」の刃は両角とも面取り状態であったことと、強度の面取りが特に墜落者側にされていたと言える
. 本論のⅢを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:057)、独断推論:1120)、約束反古:01---------------------------------
. V. 5.10)(ⅱ)実験の結果
. 175ペ-ジ後ろ4
. ④確保者側で…テグスの伸びは大きい。確保者側の断端は…ナイロンが切断した時に生じる水玉形状(チューリップ形成)が見られた
. TM:実験した10組のロープと45組のテグスの状態写真と顕微鏡写真(x20,x40)は資料62656869の通りである。ロープについての観察結果は、NITE公開の切断写真と同じ200倍で撮影したところ、水玉(チューリップ形成)模様が観察できた(写真は本論41ペ-ジに掲載)。一方、テグスに関しては総ての破断面について水玉(チューリップ形成)模様の観察はできなかった。したがって、「湯浅実験」の記載事項は何を根拠に書かれたものか判断できない
. 本論のⅢを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:158)、独断推論:1121)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.10)(ⅲ)実験の結果の検討
. 178ペ-ジ表題
.
. TM2014年の上高地展示のNITEパネルを見学した東北学院大学の高橋元教授は1年半をかけて「研究ノート」を発表、ナイロンザイル切断メカニズムの解明に新たな光を与えた。湯浅の実験は単に自説を導かんとするだけのものであり、2019.08.07NITE長田に確認した結果は別紙資料を参照
. 資料6620198月「長田敏氏と伝える会のメ-ル交換」
6. 誤記:011)、事実誤認:058)、独断推論:1122)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.10)(ⅲ)実験の結果の検討
. 179ペ-ジ3,4行目
. 最近の長田氏の当該ザイルについての科学的分析結果
. (あづみ証言)3行目の「長田」は、正しくは「菊池久」である。
 NITEの長田敏に、湯浅訪問と「湯浅本」に関する長田関与部分について問い合わせた(2019.6.8)。長田は以下のように話された。

――2年ほど前、湯浅氏からコンタクトがあり、34回尋ねて来た。「ナイロンザイルが2つの鋭角にかかり、一方から吊り上げようとした場合、どちらの側で切れるか」との質問であった。90度の鋭角を持つ2つの角でのナイロン製のロープ(細い繊維でも可)で実験をすることを勧めた。湯浅氏は実験装置を作成して、吊り上げ側が左であった場合、左側で切れると言っていた。石原氏が若山氏滑落の前に吊り上げたということを聞いて、当時はナイロンザイルは強いということになっていたので、従来の麻ザイルの時と同じ登山方法をするのは当たり前なので、石原氏に落ち度はないと湯浅氏に話した。湯浅氏は学者肌で、徹底的に検証しないと気が済まないタイプの人と思った。全く悪意は感じられなかった。湯浅氏は、実験結果を基に書いた本の抜粋を持って来たが、私はこのようなことを本にすることはやめるべきだと話した。湯浅氏は判ったと言った。今回の「湯浅本」は受け取ったが、ほとんど読んでいない。あまりに一方的な内容に、読むに堪えなかったからである。湯浅氏は、4回大阪まで訪ねて来た。4回とも奥様と一緒だった。このことから身体の調子が悪く付き添われたのではないかと思った。「湯浅本」について、大阪ジュンク堂・ネット検索で調べた。本は一冊もなかった。売り出されていることは確かだが、その他の本屋にも出回っていない様子。そのことから、出版社は出そうとしているが、置いてくれる本屋がないと思われるので、ごく少数しか配られていないと思われる――長田は、定年後の現在もNITEの同じ部署で働いていて、講演などに出かけているとのことであった。長田は、「謝罪文を出せ」など強く要請することはやめた方が良い。一つ一つ真実を説いて、間違っていることを穏やかに説得して、自分から間違っていたと納得させることが肝要。この本のことは大きな問題にはならないと思っているので、喧嘩はせず説得して誤りに気付かせるべきである。と意見を述べられた。
 2019.6.11 <長田より電話 「湯浅本」に関する追加説明と意見>
① 湯浅氏には「細いナイロンのフィラメント数本を使用して」の実験をすすめたが、テグスを使用するようにはすすめてはいない。
② 私は、実験装置を見ていないし、実験にも立ち会っていない。したがって実験結果に関して一切関知していない。
NITEは全国民に対してオープンであり、湯浅氏の問い合わせに対しても同様の応対をさせていただいた

.
6. 誤記:011)、事実誤認:159)、独断推論:0122)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.11)大町…石膏モデル、…からの検討 V. 5.11)(ⅱ)切断したザイルの…検討
. 183ペ-ジⅱ. 1行目
. 最近の長田敏の…
. (あづみ証言)「長田」ではなく「菊池久」である〔2019.6.12菊池と電話で確認済、〔189ペ-ジ V. 5.(12)(ⅰ)2行目・「長田敏」も同様に「菊池久」〕
. 資料522014418日「『氷壁』のザイルが語るもの」 菊池久著
6. 誤記:011)、事実誤認:261)、独断推論:0122)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.11)(ⅲ)切断について…の検討
. 184ペ-ジ~186ペ-ジ全文
. (a1956.05.27の木製架台の実験によって確信した石岡の「切断メカニズム」4例を紹介
. TM:現代の高分子化学の知識や精密な測定器具等無い時代の手作りの実験装置で、可能な限りの実験結果を考察し、得た「確信」であり賞賛に値する
. 資料619551月~11月木製架台の実験
6. 誤記:011)、事実誤認:061)、独断推論:0122)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.11)(ⅲ)(b)石岡の説明内容…疑問点
. 188ペ-ジ1,2行目・後ろ4行目
. 「吊り上げ」等がなかった…理論の飛躍がある (188頁後ろから4行目)石岡の理論は登攀行為の検証…なっていない
. TM:湯浅は1872行目で「ミクロ的な変形をしている」との正しい認識を示しながら、あくまでも自説の「吊り上げ」にこだわり「石原の…遭難報告は正しい」との石岡の確信を否定している
.
6. 誤記:011)、事実誤認:162)、独断推論:1123)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.12)前記の客観的な事実…客観的な総合的検討 V. 5.12)(ⅰ)各記録にある記述と図
. 189ペ-ジ最終行3
. 事故直後に作成された最も信憑性の高いと考えられる「奥又合宿備忘録」にある記述…
. TM5W1Hが曖昧で関係者による確認・検証のない「備忘録」を「最も信憑性が高い」とするのは独断的事実誤認であり、不明点を都合よく解釈して自論に結びつけるのは暴挙である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:163)、独断推論:1124)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.12)前記の客観的な事実…客観的な総合的検討 V. 5.12)(ⅰ)各記録にある記述と図
. 190ペ-ジ3行目~6行目
. 事故直後頃に作成され信用力が最も高いと考えられる「奥又合宿備忘録」にある記述。(6行目)も同じ
. TM5W1Hが曖昧で関係者による確認・検証のない「備忘録」を「最も信憑性が高い」とするのは独断的事実誤認であり、不明点を都合よく解釈して自論に結びつけるのは暴挙である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:164)、独断推論:1125)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.12)(ⅱ)ザイルの…損傷が…主原因と言えるか、についての検討
. 197ペ-ジ~198ペ-ジ(ⅱ)全文
. ザイルの既存の損傷…切断の主原因…検討、について「奥又合宿備忘録」引用
. TM:模擬実験結果などの有効な根拠がなく、主原因ではないと推定している
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:064)、独断推論:1126)、約束反古:01
---------------------------------
.  V. 5. (12) ()  ザイルの切断と…緊張についての検討 V. 5. (12) () (a)  V. 5. (12) () (b)  V. 5. (12) () (c)  V. 5. (12) () (d)  V. 5. (12) () (e)  V. 5. (12) () (f)
. 199ペ-ジ~203ペ-ジ(ⅲ)の全文
. (a)~(f)で「吊り上げ」がなされたものとする根拠と、石岡が「吊り上げ」を隠ぺいしたとする根拠を記述
. (あづみ証言)「吊り上げ」に関する:確保者(ザイルに支点がある)は、1954.12.28東雲山渓会・1955.1.2岩稜会・1955.1.3大阪市立大学山岳部の3本のナイロンザイルのように、ショックなく切れたと述べている。「吊り上げ」を行っていた場合は、切れた反動がある。したがって、「吊り上げ」等の仮説が事実でないため、隠蔽する理由がない
. 資料81955118日付石岡宛大島健司氏からの手紙資料111955223日東雲山渓会大高俊直氏から國利氏が手渡された手記〔『ナイロン・ザイル事件』に記載転記浄書〕
6. 誤記:011)、事実誤認:165)、独断推論:1127)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.12)(ⅳ)若山のスリップとザイルの緊張、切断に関しての検討 V. 5.12)(ⅳ)(c
. 204ペ-ジ~206ペ-ジ(c)全文
. あたかもザイル操作がスリップのきっかけとなっていないことを示唆する石原証言
. TM:「吊り上げ」を捏造したい湯浅は、石岡の図示説明や石原の供述に「吊り上げ」の事実の隠蔽のあとを見出そうと苦心している
.
6. 誤記:011)、事実誤認:166)、独断推論:1128)、約束反古:01
---------------------------------
.  V. 5.13) …考えられるのは「吊り上げ」があったことである V. 5.13)(ⅰ)「吊り上げ」を必要とした理由に関する記載
. 210ペ-ジ最後2
. この登攀方法は、当時の常法のロープワークである、と石岡も認めている
. (相田証言)湯浅が言わんとするところが理解できない。
   TM:石岡が言う「当時の常法のロープワーク」とは、ナイロンザイルの岩角欠陥が明らかでなかった時代「ハーケン&カラビナ」の代用として頭上の突起岩にロープをかけることであり、湯の言う「吊り上げ」行為の認知ではない
.
6. 誤記:011)、事実誤認:167)、独断推論:1129)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.13)(ⅱ)「吊り上げようとした」と考えられることについて
. 212ペ-ジ1,2行目
. 「奥又合宿備忘録」には「吊り上げようとした」との明確な記載がある
. TM:またしても「室3談」の引用である。既述の通り、「室1談」とは異なる内容であり、「吊り上げ」の意味も不明であり、別人の意見を追加したとも思える内容である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:067)、独断推論:1130)、約束反古:01
---------------------------------
. V. 5.13)(ⅲ)また「吊り上げ」があったことに関して…
. 213ペ-ジ2,3行目
. 澤田と会談…「チョックストーンのようになっており、ザイルを掛けて吊り上げるようにしようとした」
. (2019.06.19澤田証言)吊り上げという登山技術の認識の違いがあり、状況によって意味合いが異なる。
   TM2008.07.21のまるは寿司での澤田証言は、湯浅自身が同08.27に電話で澤田から最終証言を得ており、「吊り上げ」の話は無効である

.
6. 誤記:011)、事実誤認:168)、独断推論:1131)、約束反古:01
---------------------------------
1.      V. 5.13)(ⅴ) 私は、以上の検討の通り、「吊り上げ」は行われたと考える
. 216ペ-ジ2行目~4行目
. なお、念のために繰り返すと、「吊り上げ」があり且つミスがあっても、ザイルが切れなければ墜落はなかった可能性が高かったことも当然であり、ザイルの脆弱性が大きな問題であったことは言うまでもない
. (2019.06.14相田証言)湯浅は、ザイルが切れなければ墜落はなかった可能性は高かったことも当然でありその脆弱性が大きな問題であるという認識がありながら、ザイルが切れた原因を東壁攻撃パーティのミスにあるとしている。「湯浅本」を読む者にとって湯浅が言わんとするところが理解できない。
 TM:湯浅ストーリーは「石原による未必の故意の殺人」を示唆するものであり、常人が理解できないのは当然といえる

.
6. 誤記:011)、事実誤認:169)、独断推論:1132)、約束反古:01
---------------------------------
1.      . 登山用ナイロンロープとザイルの安全基準について . 1. 新製品に対する過信に関して
. 218ペ-ジ3行目~6行目
. 高井は…「石原は藤内壁で…『吊り上げ』を行っていた」…東壁でも…したと〔湯浅は〕推論
. TM:「吊り上げ」の意味が一定ではなく、人により・状況によりバラバラであり、高井がどのような意味で言ったのか不明である。湯浅の主張は自論に導く我田引水である
.
6. 誤記:011)、事実誤認:170)、独断推論:1133)、約束反古:01
---------------------------------
1.      . 登山用ナイロンロープとザイルの安全基準について . 1. 新製品に対する過信に関して
. 218ペ-ジ後ろ2
. 物理的性能の限界内で用具を使いこなせない登山者の未熟から起こる
. TM:「物理的性能の限界内で用具を使いこなせない登山者の未熟から起こる」との引用は、欠陥品を利用者の責任にする許せない姿勢である
. 資料311972121日『岩と雪』28号登山綱強度と確保の問題点-金坂一郎
6. 誤記:011)、事実誤認:171)、独断推論:1134)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅵ. 2. ザイルの安全基準制定…
. 222ペ-ジ3行目
. 1976.10.16「山日記」の訂正もおこなわれ解決…
. TM1989.11.06篠田軍治の日本山岳会名誉会員推薦決定で振り出しに戻り、今も未解決。岩稜会員でありながら、このことも知らないということは考えられない
. 資料5020139月名大展示で使用された「未解決の日本山岳会名誉会員問題」パネル 〔日本山岳会に対する篠田氏名誉会員取消しを求める資料は、膨大な量に及んでいるため、一番分かり易い名大展示パネルを資料とした〕
6. 誤記:011)、事実誤認:172)、独断推論:0134)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅶ. 1. 東壁事件総括をナイロンザイルの問題だけに集約して…問題
. 228ペ-ジ1行目~7行目
. 全ての記述〔石岡はすべて自分でコントロ-ルし、事実と資料を明らかにし、皆で検討しようとはしなかった等〕
. TM:すべてが事実誤認・独断と偏見による推測によって創作された「湯浅ストーリー」であり、登山者の命を守るために後半生と私財を投げ打って闘ってきた石岡とその支援者に対する、名誉棄損と冒とくである
.
6. 誤記:011)、事実誤認:173)、独断推論:1135)、約束反古:01---------------------------------
. Ⅶ. 2.1)繰り返しにもなるが…
. 229ペ-ジ1行目~4行目
. 石岡は遭難の情報収集・分析をし、対応を会員に指示した。このことは、今回発見された「奥又合宿備忘録」からもよく分かる
. TM:石岡が会長として責任を以て対応し、再発防止に努めたことは当然である
. 「奥又合宿備忘録」については、本論のⅡを参照
6. 誤記:011)、事実誤認:073)、独断推論:0135)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅶ. 2.1)繰り返しにもなるが…
. 229ペ-ジ後ろ3行目
. 石岡が経験の浅い弟、若山を山に連れ出した…
. (2019.06.19澤田証言)若山は当時三重大学山岳部員であり、冬山経験のない山岳部の経験のために、正式に岩稜会に依頼があり、山岳部の南川部長と共に若山が参加したものであり、石岡の個人的意志ではない
.
6. 誤記:011)、事実誤認:174)、独断推論:1136)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅶ. 2.1)繰り返しにもなるが…
. 229ペ-ジ後ろ3行目~最終行

. 「連れ出した結果」…石岡は実家の父から勘当されている
. (相田証言)勘当された理由は別である。石岡の実父若山繁二は、公開実験(1955.4.29)の結果を伝えた「ナイロンザイルは麻ザイルの数倍」という新聞記事を読み、石岡がすでに新聞などに訴えていた「ナイロンザイルが岩角で簡単に切れる」という主張の逆だったため、息子が「世間を騒がせた」と思い込んで勘当したのだ。
   (あづみ証言)
小さい頃からせがまれるまま山に連れて行き、山を教えたのは父である。五朗は山に狂って、大学も父のいる近くの三重大学を選び山岳部に入部している。よって「連れ出した」は間違いである。自分から進んで行った訳である。ただ父が山好きだったため、山を教えることになってしまい、その結果遭難死したことを詫びた。父が実家から勘当された訳は、1955429日に行われた蒲郡実験の結果、ナイロンザイルは岩角でも強いと報道されたため、父はウソツキのレッテルを貼られてしまった。実家の若山家がある見越は、田舎だったため近所から村八分になり、祖父は父が嘘をついたと激怒し勘当した。その後、父の実験を見せることにより、篠田の実験のごまかしを理解して勘当を解いた。したがって、五朗を山で死なせたと言って、勘当したように思える記述は明らかに間違いである。湯浅の検証は底が浅く、自分の思う方向へ捻じ曲げて結果を導き出すものである
. 資料12195551日付中日新聞記事「初のナイロンザイル衝撃試験 強度は麻の数倍 蒲郡T製綱で画期的試み」
6. 誤記:011)、事実誤認:175)、独断推論:1137)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅶ. 2.2)繰り返しにもなるが…
. 230ペ-ジ後ろ43行目
. 登山・登攀行為の総括に繋がるような情報は意図的に省いて…公表した
. TM:ナイロンザイルの信じられないような欠陥を知った石岡は、放置すれば「無差別殺人」が引き起こされる恐怖を感じながら、一刻も早く真実を登山者や社会に知らせようと必死になっており、「情報操作」など思いもよらぬことであり、湯浅の妄言である
. 資料18:文献73)浄書版『ナイロン・ザイル事件』
6. 誤記:011)、事実誤認:176)、独断推論:1138)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅶ. 2.3)繰り返しにもなるが…
. 230ペ-ジ最終行~231ペ-ジ5行目・231ペ-ジ後ろ8行目~232ペ-ジ10行目
. ①遭難直後…そのようにリード…1955.01.18付田中栄蔵宛の…書簡からも窺える。   ②石岡の書簡と論評
. TM:①ではナイロンザイル欠陥究明に集中しようとした石岡の行動を悪意を込めて「リードした」と決めつけ、②では「大それた試みではあるが、ザイル切断原因を究明し再発防止したい」との石岡の涙の吐露を「客観的に総括しなかった」と切り捨てている。まさに暴言という他ない。
   (あづみ証言)諏訪多の手紙は、私の運営している「石岡繁雄の一生」のホームページからの引用である。このホームページには1918年(父生誕)から1958年までの父の遺したほぼ全てのデータを掲載しているが、湯浅は、前記した「資料20.1957830日石原一郎氏宛手紙」「資料23.1958718日谷本光典氏手紙」等には見向きもせず、都合の良い部分だけを抜き取るという、捏造の常套手段を使用している

. 資料91955118日付諏訪多栄蔵氏宛石岡からの手紙
6. 誤記:011)、事実誤認:177)、独断推論:1139)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅶ. 2.4)繰り返しにもなるが…
. 233ペ-ジ後ろ2
. 登攀(「奥又合宿備忘録」等を含めて)の真実・ありのままを…総括し、批判…受けるべきであった
. TM:湯浅は、後半生のすべてと退職金などの資材を全てと言っていいほど注ぎ込んでナイロンザイル事件の究明と再発防止に取り組んだ石岡を、更に鞭打つがごとき言辞で「行動モラル」を問うている。石岡の苦難な時代も何ら協力せずに、高みの見物を決め込み、平然としている人間だけが発せられる言葉である。石岡を貶め、全人格を否定するような記述を繰り返す湯浅自身が性格破たん者ではないか
.
6. 誤記:011)、事実誤認:077)、独断推論:1140)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅷ. まとめにかえて
. 234ペ-ジ5行目
. 自身の若山の起用に関しては…
. (あづみ証言)「自身の若山の起用」事前に石原兄に「登れることがあったら起用してやってくれ」くらいのことは言ったかも知れないが、東壁登攀出立の前にオーダーを決めたのは石原兄であって父ではない
.
6. 誤記:011)、事実誤認:178)、独断推論:1141)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅷ. まとめにかえて
. 235ペ-ジ後ろ3
. 登ったものも絶対に嘘をつかない…厳しい紳士協定が厳格に守られて初めて登山というスポーツは成立…遭難の検討も同様
. TM:この引用は、石岡がまるで嘘をつき、蒲郡事件も起こさせた如く記載しており、許せない
. 資料321974320日『山のこころ』-福田宏年
6. 誤記:011)、事実誤認:179)、独断推論:1142)、約束反古:01
---------------------------------
. Ⅷ. まとめにかえて
. 236ペ-ジ2,3行目
. …引き続き製造者による隠ぺいという蒲郡事件も起こってしまった
. TM:「起こってしまった」という表現で、湯浅がナイロンザイル事件の本質を全く理解していないことが良く判る。蒲郡公開実験が「人の命よりも企業の利益を守るために」いかに綿密に狡猾に準備・計画され実行されたか全く理解していないのか、あるいは湯浅は元々人命よりも利益優先の側の人間だったのか…
.
6. 誤記:011)、事実誤認:180)、独断推論:1143)、約束反古:01
---------------------------------
. あとがき
. 238ペ-ジ~246ペ-ジ全般
. 全般
. TM:「湯浅本」が「東壁遭難事故の総括をしなかった石岡や岩稜会」をそしることが目的ではなく、「遭難防止と再発防止」を大義とするために書かれたものならば、文章表現の中に人を愛し、人命を尊ぶまごころや真摯さが全く感じられないのはどうしたことであろうか。否、次世代の若者に対する警告書であるならば、記述内容が今なお生存している主要関係者から直接証言を得ていない空論で満ちており、いずれにしろ本書の執筆の目的に全くと言っていいほど共感が感じられない。引用文も検証不可能な故人の言葉を都合よく解釈し、特に故高井の身勝手な不満のはけ口から着想を得たにしても、書き上げたものは妄想で仕上げた「湯浅ストーリー」となっており、推理小説ならばいざ知らず、実名で石岡や岩稜会員を登場させ、遺族や関係者に対する冒とくとしか思えない
.
6. 誤記:011)、事実誤認:181)、独断推論:1144)、約束反古:01
---------------------------------
. あとがき
. 239ペ-ジ後ろ9行目
. 石岡は…井上靖16回翌檜忌に参列し…
. TM:既述の通り、石岡は翌檜忌には参列していない
. 資料422006129日井上靖16回忌式次第
6. 誤記:112)、事実誤認:081)、独断推論:0144)、約束反古:01
---------------------------------
. あとがき
. 240ペ-ジ3,4行目
. 遭難の原因をナイロンザイルに集約したことを認めた
. (あづみ証言)200657日の高井との面談には、湯浅の他に私もいた。その頃の父はいくつもの大病を患い、アルツハイマー型認知症であり、第一日赤病院の主治医から後見制度を受けるために診断書ももらっていた(後見については、私が一緒に暮らすようになったため見送った)。気が弱くなり、誰彼の区別なく強く言われると謝ってしまうような状態であった
. 資料7520199月あづみ証言2
6. 誤記:012)、事実誤認:182)、独断推論:1145)、約束反古:01
---------------------------------
. あとがき
. 241ペ-ジ5行目~9行目
. 201229日…石原、澤田、高井、湯浅の四者会談…澤田は猛反対した。
. (あづみ証言)この会見の前に来訪した澤田は、湯浅の書いた印刷物を見せてくれ、コピーして読んだ。この会見の帰りにも再来して「このことは猛反対したので、湯浅は絶対に公表はしない、印刷物は回収して廃棄する、と約束した」と言った
.
6. 誤記:012)、事実誤認:082)、独断推論:0145)、約束反古:12
---------------------------------
. あとがき
. 243ペ-ジ7行目~10行目
. 検証の中で…ナイロンザイル切断実験を指導してもらった
. (2019.08.07長田証言)湯浅氏がコスモスクエアのNITEに奥様と訪ねてこられ「2点支点を有する岩角でナイロンザイルはどちらで切れるか?」との質問をされましたので「2点支点を有する岩角を想定した実験機を作り、実験をやったらどうか。ナイロンザイルのフィラメント数本で実験を繰り返ししたらよいのでは」と回答しました。
   TM:「湯浅験」はミクロンファイバーの「ナイロンフィラメント」ではなく「ナイロン製テグス0.75㎜」を使用し不適当である
. 本論のⅢを参照
6. 誤記:012)、事実誤認:082)、独断推論:1146)、約束反古:02
---------------------------------
1. あとがき
2. 243ペ-ジ10行目~13行目
3. その結果、2点支点を有する…確保者側で…切断することが判明し、…登攀についての総括が完結した
4. TM「湯浅実験」に対する「伝える会」の実証実験では、湯浅の主張する結果は得られず、湯浅の主張は空論であることが判った
5.  本論のⅢを参照
6. 誤記:012)、事実誤認:183)、独断推論:1147)、約束反古:02
-----------------------------------
1. あとがき
2. 243ペ-ジ後ろ2行目~244ページ1行目
3. 金沢市で開催された「井上靖研究会」のインタビューで…「高井・石原・湯浅の三者会談で認めた」3つの遭難原因について語ることはなかった
4. TM「高井・石原・湯浅の三者会談で認めた」とういう事実はなく、石原が語ることはあり得ない。湯浅の虚言である
5. 資料552018720日『井上靖研究』第17
6. 誤記:012)、事実誤認:184)、独断推論:1148)、約束反古:02
-----------------------------------
. あとがき
. 244ペ-ジ8,9行目
. …岩稜会員によってなんとか東壁登攀の検証ができたことは幸いだった
. TM2019.06.22石岡家に集合した在鈴の岩稜会員5名からは「こんなデタラメな恥知らずの本を黙って出して、岩稜会員として放置できない。湯浅を除名すべき」との声が沸き上がり、そうすべきと合意された。その後の2019.09.08の総会で会則に基づく「退会処分」が決定された
.
6. 誤記:012)、事実誤認:084)、独断推論:1149)、約束反古:02
---------------------------------
. あとがき
. 244ペ-ジ後ろ6行目~245ペ-ジ8行目
. 1955.01.18付田中栄蔵宛の書簡と1964執筆の「遭難を防止するために」を紹介し、「この検証は、石岡の忸怩たる思い・真意にも…応えることができた」と記載
. (あづみ証言)遺族として一言、誠意のひとかけらも感じられない記述であり「勝手に父の心情をもてあそぶな!」と叫びたい。生前「罪を憎み、ひとを憎まず」がモットーだった父でさえ、草葉の陰できっと悲しんでいるに違いない
. 資料2919641020日『東海山岳』1号 論説「遭難を防止するために」石岡繁雄-日本山岳会東海支部発行、資料91955118日付諏訪多栄蔵氏宛石岡からの手紙
6. 誤記:012)、事実誤認:185)、独断推論:1150)、約束反古:02
---------------------------------
. 文献
. 248ペ-ジ~254ペ-ジ
. 文献のうち「石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実」をとり上げている項目について
. (相田証言)巻末の文献(248254頁)中に11回、石岡繁雄 相田武雄「氷壁・ナイロンザイル事件の真実」が掲出されている。が、全てにわたって相田武男が相田武雄となっている。また同文献中、書名は(249頁の20)に掲出した「ナイロンザイル事件論争を終結するにあたって」昭和349月(氷壁・ナイロンザイル事件の真実 170176 2000より引用)は、初出であるから正しく「石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実」と記述し、次からは「氷壁・ナイロンザイル事件の真実」とするべきであろう。同時にこの記述では、小さなミスだが発行年は2000となっている。正しくは、2007(年)である
. 資料44.2007125日『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』
6. 誤記:1224)、事実誤認:085)、独断推論:0150)、約束反古:02
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. 文献
. 248ペ-ジ、文献1)~8
. 「前穂高岳東壁遭難の数少ない記録の1つ」として紹介
. TM初期資料として一番重要な「上高地ホテルで作成した遭難報告書」が存在するが、その原点資料を入れずして東壁遭難は語れない
. 資料519551月「上高地ホテルで作成した遭難報告書」と、全文掲載の新聞記事
6. 誤記:024)、事実誤認:085)、独断推論:8158)、約束反古:02
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. 文献
. 248ペ-ジ、文献7
. 三重大学山岳部会報夏季捜索行
. 春季捜索行の誤記
. 資料131955422日~56日春季捜索行-今井喜久郎著
6. 誤記:125)、事実誤認:085)、独断推論:0158)、約束反古:02
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. 文献
. 248ペ-ジ、文献9
. 12〔ペ-ジ〕
. 13ペ-ジの誤記。138,190ペ-ジは文献9)とは関係ない部分
. 資料41955年「奥又合宿備忘録」
6. 誤記:328)、事実誤認:085)、独断推論:1159)、約束反古:02
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. 文献
. 248ペ-ジ、文献13
. 熊沢三郎
. 熊沢友三郎の誤記
. 資料18文献13):浄書版『ナイロン・ザイル事件』
6. 誤記:129)、事実誤認:085)、独断推論:0159)、約束反古:02
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. 文献
. 249ペ-ジ、文献14
. 熊沢三郎
. 熊沢友三郎の誤記
. 資料18文献14):浄書版『ナイロン・ザイル事件』
6. 誤記:130)、事実誤認:085)、独断推論:0159)、約束反古:02
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. 文献
. 249ペ-ジ、文献17
. 75-78〔ペ-ジ〕
. 75-81ペ-ジの誤記。98ペ-ジにある文献番号は文献2)か25)の間違い
. 資料39200331日『岳人』669号「ナイロンザイル切断事件から半世紀」-石岡繁雄・中川和道・久保利永子
6. 誤記:232)、事実誤認:085)、独断推論:0159)、約束反古:02
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. 文献
. 249ペ-ジ、文献18
. 29ペ-ジ4行目「長田敏の検証によると」
. 「菊池久」の誤り
. 資料522014418日「『氷壁』のザイルが語るもの」菊池久著
6. 誤記:133)、事実誤認:085)、独断推論:0159)、約束反古:02---------------------------------
. 文献

. 249ペ-ジ、文献20
. ナイロンザイル事件を終始するに当たって
. 「ナイロンザイル事件を終止するに当たって」の誤記
. 資料281959912日『ナイロンザイル事件 論争を終止するに当たって』-三重県山岳連盟 三重大学水町助教授著
6. 誤記:134)、事実誤認:085)、独断推論:0159)、約束反古:02
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. 文献
. 250ページ、文献29
. 53〔ページ〕
. 58ページの誤記
. 資料3319777月『ナイロンザイル事件報告書』-岩稜会
6. 誤記:135)、事実誤認:085)、独断推論:0159)、約束反古:02
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. 文献
. 251ページ、文献38
. 114-119〔ページ〕
. 104,105ページの誤記
. 資料261959715日『穂高の岩場2P104,105
6. 誤記:136)、事実誤認:085)、独断推論:0159)、約束反古:02
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. 文献
. 252ページ、文献54
. 2005〔発行年〕
. 2007の誤記
. 資料452007125日『屏風岩登攀記』「ある岩稜会員のはなし」
6. 誤記:137)、事実誤認:085)、独断推論:0159)、約束反古:02
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 以上、誤記37か所,事実誤認85か所,独断推論159か所,約束反古2か所、合計283か所について述べた。



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2019.11.22更新